Tuesday, 15 April 2008

早稲田

早稲田の文学部・文化構想学部合同科目である「カリブ海地域文化研究」がきょうからはじまった。きょうは例によって1980年代はじめのニューヨークではじまったヒップホップ文化(ラップ、グラフィティ、ブレイク・ダンスを構成要素とする)が、いかにカリブ海からの移民集団を背景としてもっているか、という話。

ぼくの大好きなジャン=ミシェル・バスキアの絵をいくつか。それに加えて、ボブ・マーリーとハリー・ベラフォンテの歌と言語についてもふれる。そしてラップのドキュメンタリー『フリースタイル』をちょっと見る。

きょうは英語圏の話題に終止したが、カリブ海のおもしろさはその多言語性にある。来週以後、スペイン語圏、フランス語圏のいろいろな表現形態を、順次探ってゆくことにしたい。