水曜日。はじめて学習院大学に行き、駅からのあまりの近さにびっくり。
今学期は英文科で「トラヴェル・ライティング」のコースを担当する。アメリカで出版されたアンソロジーを教材として、旅行記のおもしろさと、その「言葉の勝負」的側面を、いくつかのサンプルから読みとっていきたい。最大の目的は、英語そのものを体験すること。
小人数で、相当に充実した授業ができそうだ。
明治以外に、火曜日に早稲田と水曜日に学習院に行くのはちょっと苦しいんだけど、この中から近未来に明治のディジタルコンテンツ系の大学院に来る人が出てくるのが、夢といえば夢。そしてそれは、けっして「夢物語」ではない。
中世以来、学生とは遍歴の中で学んできたもの。どんどん大学を変わり、流動の中で習得するという傾向は、これからごくあたりまえのものになるだろう。