Tuesday, 1 April 2008

いよいよ始動!

はや四月、花冷え、強い風。でも気持ちのいい晴れた一日、われわれの大学院のオリエンテーション第1部が行なわれた。

「新領域創造専攻」は「理工学研究科」の一部だが、駿河台地区(明治では文系の拠点)でも授業をするため、文系大学院のオリエンテーション日であるきょうも全員が参加した。「理工学研究科」そのもののオリエンテーションは一週間後の8日。

われわれディジタルコンテンツ系の修士課程第1期生は13名。かれらと一緒に説明を聞き、明治の建物をまわるうちに、新たな出発の気分がいやでも高まる。どんな組織でもそうだが、その創設期には途方もないことが起きる。創造性が爆発する。みんなが実力以上の何かを実現する。この際、その化学反応を最大限に高め、思いがけない発想が次々に生まれてくる場を組織していきたい。

終了後、アカデミー・コモンそばの「ナポリの下町食堂」で、ピザとビールの簡単なパーティー。この店はまずくはないし手頃なのだが、サービスの面では、もう少し努力を望みたい。それでも地理的に「お隣さん」なので、今回も流れ着いた。そして新しい学生たちとの話は楽しく、それですべてはよし。探求に至上の価値を置くわれわれとしては、食べ物屋の店がどうこうなどということは、ほんとにどうでもいいのだ。

熱に浮かされたように、たとえ吹きさらしの路上でも、着想を話しつづける。そんな空気にみちたプログラムを作っていこう。