Monday 19 February 2024

「読売新聞」2024年2月19日

 本日の読売新聞に「読売文学賞75回を迎えて」と題する、松浦寿輝さんとぼくとの特別対談が掲載されています。6部門を擁する、文学にとってもっとも重要な賞といっても過言ではないでしょう。創造を励ますためには。ぜひお読みください。

Sunday 14 January 2024

Water Schools 英訳

 明治大学文学部のAlex Watson さんがエジンバラ大学のFabiemn Arribert-Narce さんと共編した論文集 Intermedial Encounters Between Image, Music and Text (Peter Lang) が刊行されました。ぼくは論文ではなく自作の詩 Water Schools を掲載していただきました。ごらんいただければさいわいです!

「すばる」2024年2月号

 文芸誌「すばる」2月号に、昨年6月に青山ブックセンター本店でおこなった堀江敏幸さんとの対談記録「本の島をわたってゆく旅」を掲載していただきました。文学について、書評について、かなり本質をついた議論をしています。十分なページ数をくださった編集部に、心から感謝します。ぜひお読みいただければさいわいです!

安藤昌益をめぐって

1月7日、八戸で安藤昌益をめぐるシンポジウムが開催されました。八戸ブックセンターほかが主催。八戸で町医者として活躍した思想家・安藤昌益について。まず、ぼくが一昨年書いたふたり朗読劇「ヘンリと昌益」を上演。昌益役は作家の木村友祐さんで、せりふをすべて南部弁に書き換えて演じてくれました。 

ついで第2部として、社会学者の山内明美さん(宮城教育大学)を加えて鼎談。この3人の顔合わせは2014年におなじ八戸のSlow Baseで開催した鼎談(記録は文芸誌「すばる」に収録)以来、10年ぶりです。鼎談の最後に、やはり安藤昌益を主題とした一人芝居を演じる(=8日に上演)地元の代表的演劇人・柾谷伸夫さんに加わっていただき4人でいろいろな話題にふれることができました。

ぼくとしては安藤昌益の思想を19世紀アメリカの思想家ヘンリー・デヴィッド・ソローとむすびつけたこと、またかつて八戸藩を襲った猪飢饉をかつてのアイルランドのじゃがいも飢饉と並べて考えたことに(いずれも人間社会のシステムの問題)意義があったかと思っています。

安藤昌益の独自の思想については、これからも考えていきたいと思っています。5年後(?)には、また八戸で!



環境人文学をめぐる鼎談

 12月22日、青山学院大学の結城正美さん(環境文学)の授業の枠で、結城さん、奥野克巳さん(文化人類学)との鼎談をおこないました。この春から発足する、青山学院+立教+明治の3大学院共同「環境人文学」プログラムがめざすものについて語り合う、貴重な機会となりました。

3大学のいずれかに所属しつつ、他大学の授業も必要単位に加算できる仕組みです。大学院進学を考えているみなさん、ぜひ検討してみてください!

伴田良輔さんとの対談

 12月21日、美術家・伴田良輔さんの新作映画『道 Passacaglia』の上映後トークのお相手を勤めました。すみずみまで驚くべき美的感覚がゆきとどいた傑作。大部分の人が思う「映画」に、まったく似ていません。それでいて、どこか帰ってゆくべき場所があることを思い出させてくれる作品。渡り鳥のジョビちゃんをはじめ、自然力の介入に打たれます。機会があればぜひ、どこかでごらんください。