Thursday, 19 September 2024

平家物語の世界へ

 河合宏樹監督の音楽・読経ライヴ映画『平家物語 諸行無常セッション』が新宿のK's Cinemaで公開されたのを機に、その「副読本」と題された風変わりなパンフにエッセーを寄稿しました。題名は「慰霊、物語の移住、飛び散る島々」。2019年に高知の竹林寺で開催された、古川日出男、坂田明、向井秀徳による平家物語セッションを追った強烈なフィルムです。

これに合わせて9月9日、同映画上映後に安東嵩史さんと対談しました。安東さんは同「副読本」の編集も担当。なぜ日本の各地に平家の落人伝説があるのかをめぐって、いろいろな話が飛び交いました。この主題、今後も考えていきたいと思ってます。