Wednesday, 3 August 2022

「水牛のように」2022年8月号

 「水牛のように」8月号に「ウェゲナー」という詩を寄稿しました。もとは7月30日に青山学院での研究会で読むために書いたものです。

https://suigyu.com/noyouni/keijiro_suga/ウェゲナー.html

Tuesday, 2 August 2022

宮沢賢治賞奨励賞!

 われわれの朗読劇『銀河鉄道の夜』と、昨年3月11日のその無観客上演の映画化作品『コロナ時代の銀河』(河合宏樹監督)が、花巻市より第32回宮沢賢治賞奨励賞を受賞しました!

https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/town_kenji/1012646.html

Sunday, 31 July 2022

7月30日

 7月30日は先週につづいて青山学院大学へ。結城正美さんたちの少人数の研究会におじゃまし、土地と物語をめぐってお話ししました。ぼくが30代のころ親しんでいた、ニューメキシコ州のプエブロ・インディアンの世界について。ちょっと準備をするうちにいろいろ思い出したこともあり。突然思ったのは『野生哲学』の新版を準備する必要。今後数年のうちに仕上げます!

7月23日

 7月23日は若干移動日。まずASLE-Japan(文学・環境学会)例会のため青山学院大学へ。小林エリカさんによる特別講演の司会でした。ぼくのご挨拶というかエリカさん紹介は、下記で読めます。読んでみてください。

https://coyote-reading.hatenablog.com/entry/2022/07/25/小林エリカさんご紹介

それから夜、下北沢(いまは世田谷代田より)の本屋B&Bの10周年記念イベントで、このすばらしい書店を作った内沼晋太郎さんとの対談。1時間にわたって本と書店の意義を語り合いました。

書店の共和国よ、永遠に。

Saturday, 16 July 2022

「図書新聞」3552号(2022年7月23日)

 「図書新聞」にファム・コン・ティエン『新しい意識』(野平宗弘訳、東京外国語大学出版会、2022年)の書評を書きました。今年いちばんお勧めしたい本の1冊。書評も本も読んでみてください!

映画関係2つ

 7月もどんどん過ぎていきますね。先週9日には北茨城市で、ぼくが字幕をつけたマルク・フェルケルク監督『あたらしい野生の地 リワイルディング』のひさびさの上映会。地元のみなさん約80名に見ていただくことができました。上映後、上野俊哉さんとぼくの対談。主催の石渡のりおさん、ちふみさん、ありがとうございました。

ついで昨日は岩波ホールで上映中のヴェルナー・ヘルツォーク監督『歩いて見た世界』の関連企画として開催された、ヘルツォークのドキュメンタリー特集へ。ドイツ映画研究の渋谷哲也さんと対談しました。まずまず内容のある話になったと思います。この特集上映は月曜まで日替わりプログラムでつづきます。ぜひ、お出かけください!

Sunday, 19 June 2022

ACLA 2022

 The ACLA was held this year on-line and I organized a seminar called: ANTHROPOMORPHISM, METAMORPHISM, TRANSMORPHISM.

We had 13 presentations over 2 days. Vary heterogeneous and exciting. I thank all the participants for their papers and lively discussions. For the record, we were, in order of appearance:

Dean Brink. Embodiment and Becoming in Miyaoi Yasuo’s Supernatural Tales.

Brett de Bary. Language, Transformation, and the Subject of Translation: Morisaki Kazue and Tawada Yoko.

Toshiya Ueno. On the Tonality of Anthropomorphism and Panpsychism in Japanese Cultural Expressions.

Makoto Hayashi. Anthropomorphism and Michael Taussig’s Concept of Mimesis.

 

Keijiro Suga. What’s Beyond Anthropomorphism.

Christine Marran. You Turn to the Camera and I Smile: Trap Cams and Film Theory.

Noah Toyonaga. Seeking Others Beyond the Visible: Trypophobia and Paranoid Aesthetics.


Tobias Fong. Romancing Fox Spirits in East Asian Animation.

Ichigo Kaneko. These Mushrooms Have Eyes: The Metamorphosis of the Kinokogumo.

Yukinori Nakano. What is “Transformation into X”? Reading Fujieda Shizuo’s Denshin yuraku.


Alex Braslavsky. Neither Metaphor nor Metonymy: The Chimerical Conceit of Zuzanna Ginczanka.

Nafiseh Shajani. Transformation, Metamorphosis, and the Journey to the Marvelous: Visual/Verbal Hybrid Bodies in the Work of Leonora Carrington.


Friday, 17 June 2022

「週刊朝日」2022年6月24日号

 モニク・トゥルン『かくも甘き果実』(吉田恭子訳、集英社)の書評を書きました。ラフカディオ・ハーンの生涯をめぐって、生みの母、アメリカ時代に一緒に暮らした黒人女性、彼を日本人・小泉八雲とした日本の妻という3人の女性が語ります。強烈なおもしろさ。ハーンてこういう人だったのか、とコロリと信じたくなります。この夏休みにでも、ぜひどうぞ。

Monday, 13 June 2022

フィンランド語第1日

3年前のいまごろはフィンランドで詩祭に参加していました。そのとき書いたこと。また行きたい国です。

*****

フィンランド語で「猫」は「キッサ」kissaといいます。すべての喫茶店は猫店。

フィンランド語で「蕎麦」は「タッタリ」tattariです。食べると必ず祟りがある。
フィンランド語で「タパ」tapaといえば「習慣」のこと。フィンランド人がスペインに行くとタパス・バーに通うのがすぐ習慣化する。
フィンランド語で「シクシ」siksiというと「それで」。「しかし」とまちがえやすので、だんだん論理が混乱してくる。
フィンランド語で「雪」は「ルミ」lumi。フィンランドの冬は雪明かりで非常に明るいためluminousな感じがよく出ます。
フィンランド語で「月」は「クウ」kuuだそうです。月を見るたび、そこに「空」を見るという禅的境地か、東洋か。
フィンランド語で「パッカネン」pakkanenというと「氷点下の空気」のこと。つい「発火点」を連想するので、氷点下になるとあちこちでぽっぽっと自然発火します。
以上、フィンランド語学習第1日でした。

Tuesday, 7 June 2022

「キネマ旬報」2022年6月下旬号

「キネマ旬報」の6月下旬号(No.1896)に、岩波ホールで公開中のヴェルナー・ヘルツォーク監督『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡を追って』の映画評を書きました。パンフレットに寄稿した文章とはきちんと書き分けていますので、ぜひこちらも読んでみてください。

この号にはドミニク・グラフ監督『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』の堀江敏幸さんによる評も。かつての同僚と、誌面でのちょっとうれしい再会。 

Saturday, 4 June 2022

岩波ホールで

 本日(4日)から岩波ホール最後の作品としてヴェルナー・ヘルツォーク監督 『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』の上映が始まりました。ぜひぜひごらんください。パンフレットには、ぼくも寄稿しています。30年前に死んだ親友を映画によって追悼する、あまりにも美しい作品です。

Saturday, 14 May 2022

書評ブログ開設

 ぼくの研究室で修士号を取得した林真、中野行準の両君を中心に書評のブログを開設しました。ぼくも書きますし、他の修了生たちも随時投稿する予定です。よろしかったら、ときどきごらんください!

https://coyote-reading.hatenablog.com

Monday, 2 May 2022

「水牛のように」5月号

 ウェブマガジン「水牛のように」5月号に、その名も「五月」という詩を寄稿しました。読んでみてくださいね。

https://suigyu.com/2022/05#post-8157

Friday, 29 April 2022

ぼくの書店へどうぞ!

 書店をオープンして1ヶ月、売れた分の補充に行ってきました。「店」というより「棚」。神保町の新名所となったPassage by All Reviews の一角です。この本屋さん、いろいろな人が棚ごとに自分の選んだ本を並べているという画期的なシステム。棚を見ているだけで発見が相次ぎ、半日いても飽きません。

ぼくの棚はChelsea's Ledge という名前です。ぜひ見にきてください。いろいろ掘り出し物がありますよ。

https://passage.allreviews.jp/store/RMGNXKIF4RRKOEM7455GEBP4?fbclid=IwAR3Mywsp1fD4aRqJNtYodZYsk7vCrnPixxPuZKzzwmVwFd6MCaWSN1mIxZI


Saturday, 9 April 2022

「日経随想」まとめ

思えば日本経済新聞に随想を書かせてもらうのも、これで8本め。ぼくにとっては、もっとも反響の多い媒体です(ご近所さんに「読みましたよ」といわれたり、知らない人から葉書をもらったり、入試問題に使われたり)。この機会に掲載記録を。

2008.05.18  遠い島の火口湖で 

2013.04.21  コロンブスの島犬たち

2015.07.12  異邦としての東京

2016.11.10  北投異托邦 !

2018.05.23  世界の詩の日に参加して

2019.09.29  動物の命を思う夏

2020.12.27  遠吠えする鉄犬文学

2022.04.09  コロナ時代の銀河

こうして見ると、自分の無目的な旅はともかく、東京ヘテロトピア、北投ヘテロトピア、UNESCO本部での朗読、鉄犬ヘテロトピア文学賞、朗読劇『銀河鉄道の夜』と、関わってきた活動の記録にもなっています。さあ、次はどんな展開が?


「日本経済新聞」2022年4月9日

 本日の日本経済新聞に随想「コロナ時代の銀河」を寄稿しました。昨年2月27日に奥多摩で無観客上演したわれわれの朗読劇『銀河鉄道の夜』、そしてそれを一発撮りで撮影・編集した河合宏樹監督の映画『コロナ時代の銀河』についてです。ぜひお読みください!

Friday, 8 April 2022

「図書の譜」第26号

 明治大学図書館紀要「図書の譜」第26号(2022年3月)の巻頭エッセーとして「本のエクトプラズム」という文章を寄稿しました。どこかでごらんください!

Wednesday, 6 April 2022

Australian Poetry Journal

Two poems of mine, "The Hummingbird" and "The Swan", are now published in the Australian Poetry Journal vol.11, no.2. Thank you Corey Wakeling its co-editor for generously accepting my work! It's always nice to be slightly in Australia (I mean, if not physically...)

Thursday, 31 March 2022

Crossing Lines

石田瑞穂さんに誘われて、新しく誕生した国際ウェブ詩誌 Crossing Linesに日英バイリンガルの詩を寄稿しました。Books and Seashells 「本と貝殻」です。ぜひ読んでみてください!

https://crossinglines.xyz/area/tokyo/s0110?fbclid=IwAR3A3kqS2Qyc6BKWGuMjcn5D_piq3iF9EqUbBV2E2zZYopxo6RcQZLeTtMQ

Sunday, 27 March 2022

AAS 2022 (Honolulu)

いまホノルルで開催中のAAS、残念ながらオンライン参加。きのうの朝、Doug Slaymaker, Linda Galvane, Christophe Thounyとのパネルをすませました。みんなそれぞれにおもしろい発表をありがとう。

ぼくの話は狩猟について。服部文祥、千松信也、角幡唯介、山口未花子という4人のハンターの心を想像してみました(あくまでも想像、狩猟やったことないし)。
まだほんの入口なので、もう少し踏み込んでみなくちゃ。

Friday, 4 March 2022

「キネマ旬報」2022年3月号

 「キネマ旬報」3月号。金子遊監督の驚くべきドキュメンタリー『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』の小特集。金子監督へのインタビュー、映画の影の主人公でもある言語学者・伊藤雄馬さんの寄稿と並んで、ぼくはエッセー「森を犬の目で見る」を寄稿しました。ぜひ読んでください、そして観てください。

Monday, 28 February 2022

「波」2022年3月号

 新潮社「波」3月号、本日発売。古川日出男の新作『曼陀羅華X』の書評を書きました。壮絶な戦いの書。ぜひ読んでみてください。

Saturday, 26 February 2022

銀鏡のために

イメージフォーラムで公開中のドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』(赤阪友昭監督)のオフィシャルガイドブック『星への祈り、銀鏡神楽』、すばらしく充実しています。書籍として自立できるくらい。ぼくはエッセー「銀の鏡、スクリーンの鏡」を寄稿しました。ぜひ読んでみてください!

Friday, 18 February 2022

川瀬慈さんとの対談

 沖縄県立芸術大学の向井大策さん、呉屋淳子さんの共同研究「今を生きる人々と育む地域芸能の未来」の一環として、昨年11月に那覇で収録した文化人類学者・川瀬慈さんとの対談動画が公開されました。2週間の限定公開です。題して「うたう うたを土地に返すために」。ぜひごらんください! 申し込みは下記からどうぞ。

https://www.chiikigeinou.com/event/lecture_r3-6?fbclid=IwAR2D0jlMCE8hHTN7rY8hy2CXHB1fa0x8R5pwjXSifVKjloJR5LtX918jhao

Friday, 11 February 2022

『PARADISE TEMPLE』朗読会!

 本日21時より、詩集『PARADISE TEMPLE』朗読会の動画をYouTubeで公開します。

ファンテイルさんの驚くべきギター即興とともにいくつかの作品を朗読。特別ゲストとして小島ケイタニーラブと川瀬慈さん。写真家・吉江淳さんを交えての冬の河原をめぐる鼎談も。場所は蔵前のiwao galleryです。

ごらんいただければさいわいです!

https://www.youtube.com/watch?v=LDOVWAW1SZ8


Monday, 7 February 2022

「群像」2022年3月号

 「群像」に30枚のレベッカ・ソルニット論「エレメンタル」を寄稿しました。ぜひ読んでみてください。彼女の文章の魅力がどこから来ているのかを、ズバリ、論じています。

Sunday, 6 February 2022

『銀鏡』対談

 宮崎県山間部で数百年のあいだつづいてきた銀鏡(しろみ)神楽を追った、赤阪友昭監督によるドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』がいよいよ2月19日から一般上映されます。シアター・イメージフォーラムにて。

これを記念して、赤阪さんとわが同僚の哲学者・鞍田崇さんの対談を、当研究室主催で企画しました。Facebookライヴとして2月10日に開催します。

ぜひ、ご視聴ください。

https://www.facebook.com/events/2781359275502008/?acontext=%7B%22ref%22%3A%2252%22%2C%22action_history%22%3A%22%5B%7B%5C%22surface%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22mechanism%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22extra_data%5C%22%3A%7B%5C%22invite_link_id%5C%22%3A351986623409336%7D%7D%5D%22%7D

Tuesday, 1 February 2022

朗読配信のお知らせ

詩集『PARADISE TEMPLE』からのぼくの朗読を2月11日(金)21時に無料配信します。渋さ知らズのギタリスト、ファンテイルさんによる即興演奏とともに。収録場所は蔵前のIwao Galleryで、明日開幕する吉江淳さんの写真展が背景。

朗読のみならず吉江さん、ファンさんとの鼎談で冬の河原の魅力を語ります。そして特別ゲストとして小島ケイタニーラブさんと川瀬慈さんが登場!

配信はFacebookのTombac ホームページおよび明治大学総合芸術系YouTubeチャンネルを通じて行います。その時が来たなら、ぜひご視聴ください。吉江淳写真展は明日2月2日開幕です。Tombacで刊行した3冊の詩集ほか、書籍販売あり。そのすばらしい空間を、この世の外にひらかれた窓を、ぜひ体験してみてください!

https://www.youtube.com/watch?v=LDOVWAW1SZ8


Sunday, 16 January 2022

「日本経済新聞」2022年1月15日

 15日(土)の「日本経済新聞」に長谷川眞里子『人、イヌと暮らす 進化・愛情・社会』(世界思想社)の書評を書きました。「愛情」がキーワードかな。長谷川先生の愛犬のスタンダード・プードルがかわいい。

Wednesday, 5 January 2022

「福島民報」1月1日

 元旦の詩も4年目になりました。「光のりんご」「未来を踊ろう」「犬と詩は」につづき、今年は「一週間」。ちょっと楽しい詩なので、ぜひお読みください。

2020年元旦の「未来を踊ろう」は、先日発売された新詩集『PARADISE TEMPLE』に収録しました。詩集はアマゾンその他では品切れになっていますが、発売元のインスクリプト から直接買えます(送料無料)。持ち歩き、思い出したように読んで楽しい詩集です。ごらんいただければさいわいです!

Saturday, 1 January 2022

「水牛のように」2022年1月号

ウェブマガジン「水牛のように」に「里芋、大根、大豆」と題する長い詩を書きました。創作というより脚色。さて、もとのテクストは? 読んでみてください!

https://suigyu.com/2022/01#post-7946