Wednesday, 21 May 2025

総合芸術系進学説明会

われわれの大学院プログラム <総合芸術系>の進学説明会です。もしこのときに来られなくても、6月になったらすぐ第1期入試の出願ですから、いつでも連絡をください。

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理工学研究科建築・都市学専攻
総合芸術系 進学説明会

日時|2025 年 5 月 27 日(火)
   12:40~13:20
場所|明治大学生田キャンパス
   センターフォレスト CF601教室
*後日レコーディング動画を公開(予定)

建築・都市学専攻<総合芸術系>の進学説明会を開催します。内部進学生を主な対象としますが、どなたでも自由にご参加ください。
説明会では、この春に博士前期課程に入学した2名の現役大学院生から、<総合芸術系>をめぐる率直な報告を聞きます。

総合芸術系|専任教員
 清岡智比古(映画|都市研究)
 倉石信乃 (美術史|写真研究)
 鞍田 崇 (哲学|民藝研究)
 管啓次郎 (批評理論|文芸創作)
 原 瑠美 (コミックアーティスト)
 山本洋平 (環境文学)

出願希望者は指導を希望する教員に必ず事前に相談してください。

◎総合芸術系について
地表に暮らすかぎり、
私たちは必ず場所に生きています。
都市であれ野生の土地であれ、異郷であれ故郷であれ。
その場所が置かれた地形と気象を全身でうけとめ、
意識も知識も刻々と変化をつづけます。
アートと呼ばれる営みの根拠も、
場所と私たちの関係にあるのではないでしょうか。
ーー管啓次郎「アートと呼ばれる営みの根拠」2016

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総合芸術系は、明治大学大学院理工学研究科建築・都市学専攻のコースで略称はPAC。場所(Places)と意識(Consciousness)の往還を担う芸術(Arts)の新しい可能性をさまざまな視点から探る研究・創作活動を展開しています。
なお、総合芸術系では、青山学院大学、立教大学の大学院とともに「環境人文学共同プログラム」を運営中。本系の学生は青山学院大学・結城正美先生(環境文学)、立教大学・奥野克巳先生(文化人類学)らの授業を受けて取得単位に算入することができます。

Saturday, 17 May 2025

「キネマ旬報」2025年6月号

「キネマ旬報」6月号にフォルカー・シュレンドルフ監督『ボイジャー』(1991)の映画評を書きました。6月公開。サム・シェパード演ずる中年の技師と、まだ20歳くらいのジュリー・デルピーとの恋愛物語だが、神話的悲劇で終わる。原作はマックス・フリッシュの小説 Homo Faber(邦題は『アテネに死す』)。見て損はなく、読んで損はありません。お勧めします!

Tuesday, 8 April 2025

総合芸術系「春学期前夜祭」

 4月9日(水)、明治大学中野キャンパスホールにて、総合芸術系主催のイベント「歌と音楽と踊りがはじまった夜」を開催します。歌手の松田美緒、小島敬太のおふたりをお迎えし、音楽と踊りの即興、そして物語の朗読。原始の夜がよみがえる夕べです。参加無料、予約不要。ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。

https://meijinow.jp/meidainews/social/114506

Monday, 24 March 2025

3月29日はB&Bで!

 今週土曜日、本屋B&Bでぼくの『ヘテロトピア集』刊行記念イベントを開催します。都市をかたることをめぐる対話を木内久美子(東京科学大、ベケット研究)と。朗読の伴奏を関島種彦(バイオリン、マンドリン、ビオラ)と仲野麻紀(サックス)におねがいし、また小島敬太が歌で特別出演するという、ありえない顔ぶれの、豪華なイベントです。ぜひいらしてください!

https://bookandbeer.com/event/bb250329a/



Monday, 3 March 2025

神戸学校 2025年2月22日

 神戸にあるフェリシモ本社で毎月開催されている、さまざまな分野の人の講演が「神戸学校」。社員の勉強会を兼ねた一般公開の講座で、過去の顔ぶれを見ても驚くべき充実ぶりです。

2月はその第330回。おまねきいただいて「詩はいつもそこにある」というタイトルで150分ほど、講演と熱心な質疑応答の時間をもつことができました。ご来場のみなさま、フェリシモのみなさま、ありがとうございました!

フェリシモは海の見えるすばらしい社屋、自由な雰囲気にあふれる会社でした。いちどぜひ、神戸学校を受講してみてください。現在進行中の「復刊リクエスト」プロジェクトもよろしくおねがいいたします。

Crossing Lines 3.3.2025

 石田瑞穂さんのオンライン詩誌 Crossing LInes に新作の詩「神戸」を英日2言語で掲載していただきました。

よかったら読んでみてください。

https://crossinglines.xyz/area/tokyo/kobes/

Sunday, 2 February 2025

第76回読売文学賞発表!

 2月1日、第76回読売文学賞が発表されました。今年も充実した作品ばかり。ぼくは評論・伝記部門の受賞作、阿部賢一『翻訳とパラテクスト』の選評を書きました。