Thursday, 24 September 2026

「學鐙」2024年8月号 (Vol. 121 No.3)

 これも旧聞に属しますが、ご報告。丸善が出している「學鐙」は驚くなかれ創刊120年を超えています。一昨年、それに寄稿する機会に恵まれました。特集「"読む"の諸相」の一環をなすぼくのエッセーは題して「パラグラフ・ライダーズ、われら」。パラグラフ読みという書店イベントの提案です。読み直してみて、フォーチュン・クッキーこそ読書の最小単位だ、という指摘に、われながら笑った。

Monday, 21 September 2026

筑摩書房『中高生のための表現読本』(2025)

 筑摩書房といえば、これも報告を忘れていました。2025年10月15日発行の『中高生のための表現読本 語感を磨くレトリック選』。国語の副読本として、非常に鋭い選び方がされていると思います。とりわけ、詩人の杉本真維子さんと三角みづ紀さんの文章が収められているのが非常にいいなと思ったら、編者のひとりが詩人の向坂くじらさんでした。

ぼくのエッセー『川が川に戻る最初の日』も収録されています。本体価格900円と非常に使いやすい値段なので、大学の1、2年生対象の授業でも副読本にするといいのでは。

Sunday, 20 September 2026

筑摩書房高校教科書「論理国語・改訂版」

 筑摩書房の「論理国語」教科書に、ぼくの文章「ピジンという生き方」が収録されました。単行本『オムニフォン』のあとがきにあたる一文です。

この教科書、日本語の評論アンソロジーとして、細心な編集がなされています。大森荘蔵、蓮實重彦といった、ぼくの先生にあたる世代の人たちから、若いほうではいまをときめく大映画監督・濱口竜介、ドミニク・チェン、瀬尾夏美といったみなさんの文章まで。考えのための種子がいくらでも見つかります。

理工学部1、2年生対象の少人数ゼミの教科書としても使えそう。来年、そうしようかな。

Saturday, 19 September 2026

本日、きのこイベント!(2026.9.19)

 9/19 (土)午後3時より、東京自由大学のイベントに出演します。まず写真評論家できのこ思想家でもある飯沢耕太郎とぼくの対談、ついで世界各地のきのこ料理を実際に召し上がっていたがくという趣向。会場は写真集5000冊を擁する写真集食堂めぐたま(渋谷)です。ぜひいらしてください!

peatix.com/event/5119332 #s_info

Monday, 14 September 2026

「陰と陽」14号

 岡山市で発行されている写真誌「陰と陽」14号に詩を掲載していただきました。題して「インディアン・パイプ」。葉緑素をもたないふしぎな植物「銀龍草」のことです。お世話になった山口聡一郎さん、ありがとうございました!

Wednesday, 26 August 2026

Crossing Lines (2026.5.20)

 石田瑞穂さんが主宰する詩のサイト Crossing Lines に作品を掲載していただきました。「台東/屏東ラプソディ」、日英バイリンガルです。3月の台湾南部の旅が生んだ詩。読んでみてください。

https://crossinglines.xyz/area/tokyo/81hjk/

朝日新聞「うたをつないで」まとめ

 朝日新聞の夕刊に毎月1回、大岡信賞の選者5名によるリレー・エッセーが掲載されています。題して「うたをつないで」。詩と歌の連続体に誰よりもひろく感応しつづけた大岡信さんの想像力に敬意を表しつつ。

これまでにぼくが書いた回をまとめておきます。タイトルは編集部によるもの。

2023.09.06. 「避けられない、時空への旅」

2024.02.07. 「片隅の命思う、一茶の視線」

2024.08.07. 「蔵王の山、茂吉のけだもの」

2025.01.08. 「生活と続く詩=歌、ぼくらにも」

2025.07.02.「私を超えた生命の救済」

2025.12.03 「音を、声を、踊りを、土地に返す」

2026.06.03. 「ブナ林で地衣類に学ぶ」

各回とも、やはり選考委員のひとりであるやなぎみわさんが、すばらしい挿絵をつけてくださいます。検索で読める文も多いので、ぜひごらんください。