10日(木)、授業初日。秋葉原サテライトキャンパスが初めて正式に授業に使用されることになった、記念すべき一日。これから毎週、木曜日には3・4・5限をぶちぬきで、ゼミおよび「コンテンツ批評特論」を開講する。
ゼミは映画論で、教科書として指定したのは、以下の2冊。
村山匡一郎編『ドキュメンタリー』(フィルムアート社)
ナタリー・ゼーモン・デイヴィス『歴史叙述としての映画』(岩波書店)
「コンテンツ批評特論」は基本的には各自の関心に沿って主題を選んで短い批評文を執筆する練習をおこなうが、交替で行なう要約発表の材料として指定したのが以下の本。
岡崎乾二郎編著『芸術の設計』(フィルムアート社)
そしてこれ以外に5冊、基本的には文庫・新書から、ディスカッション用の本を選ぶ。最初のものは鷲田清一『夢のもつれ』(角川ソフィア文庫)。その後の4冊は、近いうちに決める。
ゼミの構成員は宇野澤くんとパコの二人だが、他の人たちも自由に出席してくれていい。「批評」のほうは他専攻・他研究科の各1名を含め、9名でのスタートとなった。
終了後、デジタルハリウッド大学院での演習科目のオリエンテーション。デジハリでの授業も、学生たちには大きな刺激になりそうだ。