ふたたびエイミー・ベンダー『わがままなやつら』について。
アメリカ文学者の都甲幸治さんによる書評が「文学界」5月号に掲載された。丁寧な読み、彼とおない年の作家エイミーに対する理解と共感がよくうかがえる、みごとな書評。励まされます。
かの「ほぼ日」(ほぼ日刊イトイ新聞)の「担当編集者は知っている」コーナーでは、角川書店の安田沙絵さんがちょっとだけ訳書制作の裏話を。
http://www.1101.com/editor/index.html
原作者=編集者=翻訳者がこれだけチーム感をもって仕事を進めてこられたのも、すべては安田さんの気配りのおかげ。二〇〇六年の夏の東京で、浴衣姿の彼女たち二人とユッス・ンドゥールのコンサートを前から2列目で見たのは、楽しい思い出だ。そして「ほぼ日」でこの作品を取り上げてくれたのは、元・青山ブックセンターの小川紘枝さん。ABCでのイベントでお世話になり、またエイミーを地元・浅草に案内してくれた人でもある。本当にありがとうございました。
きょうもエイミーは、太平洋のむこうで、新しい作品を書いている。次回作が楽しみだ。