ニューヨーク在住の友人、写真家のトヨダヒトシさんが、この夏もスライドショーを開催する。
上映が終わればなんの痕跡も残らず白い壁だけがそこにあるという、スライドという形式のみで作品を発表してきたトヨダさん。彼の映像日記の気が遠くなるようなしずけさと美しさを、ぜひ体験しよう。
「闇に挟まれながらスクリーンに現れる”像”は手を伸ばしても掴むことは出来ず、日々の中での失敗やよろこびのように、やがて時間に押し流されて消えていく」(トヨダヒトシ)
いまのところ決まっている上映会は以下のとおり。
5月24日(土) 東京綜合写真専門学校
An Elephant's Tail (1999, 35m.)
5月31日(土) 多摩川河川敷(丸子橋付近)
Nazuna (2005, 90m.)
6月13日(金)旧新宿区立四谷第四小学校校庭
spoonfulriver (2006-2007, 80m.)
昨年は明治大学生田キャンパスのメディアホールで、7月3日、感動的な上映会を開催することができた。今年もなんらかのかたちでやりたいなあ。DC系のイベントとして。
でもそれ以前に、上記の上映会へと出かけることにしよう。屋外上映は、なんとも魅力的だ。