装訂家の間村俊一さんたちが発行している「詩歌、俳句、写真、批評」などの同人誌「たまや」の4号ができあがった。インスクリプト発売。同人誌とはいっても、こんなに美しい雑誌は珍しい。簡素で瀟洒な装訂、選び抜かれた紙、洗練のきわみのようなデザインが、ビリビリと電気を発している。
ぼくは16行詩連作Agendarsのローマ数字IからVIまでを寄稿。刊行が前後したが、札幌の書肆吉成が出している「アフンルパル通信」にこれまでに発表したアラビア数字1〜9の前に来るのが、これ。当面、ローマ数字系列とアラビア数字系列で発表していくが、いずれはまとめて256編で1冊の詩集にするつもり。5年くらいかかるだろうか。
6編単位で掲載していただける媒体を、つねに求めています。