「とにかく、歩くこと。自動車が通行止めになっている道も多いし、ガソリン不足ということもあって、地元の人は吹雪の中で自転車をこいだり、徒歩で移動したりしている。雨に打たれながら、雪に足をとられながら、砂塵に巻かれながら、荒野と化した被災地を歩いていると、あらゆる感情がこみあげてくる。歩くことによって、何をすべきかおのずとわかってくる」
南極から帰国して、翌日が地震、その翌日には被災地に入り現地のようすをつぶさに見ている石川直樹さんの「For Everest」での報告から、3月17日の記述。テレビや新聞ばかりでは頭がへんになるので、マスメディアがけっして見ないものを伝えてくれる彼の声がありがたい。必読です。
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