Saturday, 21 January 2023

「日本経済新聞」2023年1月21日

 けさの「日本経済新聞」にレベッカ・ソルニットの快著『オーウェルの薔薇』(岩波書店)の書評を書きました。ジョージ・オーウェルの著作と人生にまったく新しい光を投げかける、炯眼の書。おりしもきょうは彼のご命日です。

Thursday, 19 January 2023

「週刊朝日」休刊決定

 1922年創刊の週刊誌「週刊朝日」の休刊が発表されました。かなりの数の書評を、自分の興味のおもむくままに書かせてもらった媒体なので、一抹のさびしさ。以下、ぼくが同誌に書いた書評の一覧を、新しいものからの逆順で記しておきます。ありがとう、「週刊朝日」!

 モニカ・トゥルン『かくも甘き果実』(2022年6月24日号)

冨原眞弓『ミンネのかけら』(2020年12月4日号)

 陳耀昌『フォルモサに咲く花』(2019年12月27日号)

 生田武志『いのちへの礼儀』(2019年6月7日号)

 ドリアン助川『線量計と奥の細道』(2018年9月7日号)

 柴田元幸訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』(2018年3月30日)

 服部文祥『息子と狩猟に』(2017年10月6日)

 仲野麻紀『旅する音楽』(2017年1月20日)

 エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』(2016年9月2日)

 ブライアン・フェイガン『人類と家畜の世界史』(2016年4月15日)

 ジェイ・ルービン『日々の光』(2015年10月27日)

 眞並恭介『牛と土』(2015年6月5日)

 マルグリット・デュラス『ヒロシマ・モナムール』(2014年12月5日)

マティアス・エナール『話してあげて、戦や王さま、象の話を』(2012年12月21日)

 デュレンマット『失脚/巫女の死』(2012年9月7日)

 ドリアン助川『夕焼けポスト』(2012年3月30日)

 畠山重篤『鉄は魔法使い』(2011年9月23日)

 松沢哲郎『想像する力』(2011年5月17日)

 互盛央『エスの系譜』(2011年1月18日)

 畠山直哉『話す写真』(2010年10月22日)

Sunday, 8 January 2023

佐野陽一さんとの対談

 7日(土)、埼玉県立近代美術館で佐野陽一さんと対談しました。開催中の企画展「桃源郷通行許可証」の一環で、佐野さんの出品作品をめぐって。佐野さんが構成した展示はピンホール写真作品と同館所蔵の斎藤豊作の油絵を並べたもので、しずかな深みのある、自然の光を体験させてくれます。明治大学でワークショップをやっていただいたのも10年以上前のことですが、時とともにゆっくり成熟してゆくかのような佐野さんの作品の良さを、改めて痛感しました。

Friday, 6 January 2023

『天音』インタビュー

 本日(1月6日)の「日本経済新聞」に『天音』をめぐる作者・古川日出男さんのインタビューが掲載されました。小説と詩のちがいについて、さすがの洞察力です。ぜひお読みください。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD139GZ0T11C22A2000000/?fbclid=IwAR009XcWI4z7ld2C21E1FxcobxYsv7W4Hqo_Bek8Z1uFDzlqB6djRa5NAYk

Monday, 2 January 2023

「週刊朝日」2023年1月6-13合併号

 「週刊図書館」のスペシャル「2022年私のベスト3」は28人の選者がそれぞれのおすすめ本をあげています。いうまでもなく3冊で収まるわけはないのですが、ぼくも選んでみました。選んだのはイリナ・グリゴレ『優しい地獄』(亜紀書房)、奥野克巳『絡まり合う生命』(亜紀書房)、『絶滅動物物語』(小学館)です。たまたま亜紀書房の本が2冊になりましたが、別に同社とは何の関係もありません、念のため。解説は同誌をごらんください! 

Sunday, 1 January 2023

「水牛のように」2023年1月号

 連作「図書館詩集」の3を寄稿しました。はじめて降りた大和の市立図書館が舞台です。よろしかったらどうぞ!

https://suigyu.com/2023/01#post-8676

Saturday, 24 December 2022

『天音』全文朗読会

 18日(日)、本屋B&Bにて古川日出男による長編詩『天音』全文朗読会が開催されました。想像を超えた熱、天の轟き、しかしあくまでも明るく軽く、冬至の季節をことほぐよい朗読となりました。

後半では古川に小島敬太とぼくが加わって、鼎談。詩と小説、歌と音楽をめぐって、楽しい会話を聴衆のみなさんとともに楽しむことができました。最後にはみなさんと『天音』の好きなところを同時に読むという、声の饗宴に。冬至(今年は22日)という一年でもっとも重要な一日を祝いつつ、現在の世界で起きているあらゆる出来事を一気に思い起こそうとする、貴重な機会でした。

このイベント、アーカイヴ視聴ができます。その場の雰囲気が十分に感じとれる映像記録となっています。よろしかったらぜひごらんください!

https://bookandbeer.com/event/bb221218a_tenon/