tag:blogger.com,1999:blog-79885946063611169762024-03-18T12:00:08.971+09:00Mon pays natalDigital content studies and the connective humanitiesKShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comBlogger5305125tag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-49291892885359401562024-02-19T07:42:00.001+09:002024-02-19T07:42:05.620+09:00「読売新聞」2024年2月19日<p> 本日の読売新聞に「読売文学賞75回を迎えて」と題する、松浦寿輝さんとぼくとの特別対談が掲載されています。6部門を擁する、文学にとってもっとも重要な賞といっても過言ではないでしょう。創造を励ますためには。ぜひお読みください。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-2637381031213865612024-01-14T14:12:00.001+09:002024-01-14T14:12:25.803+09:00Water Schools 英訳<p> 明治大学文学部のAlex Watson さんがエジンバラ大学のFabiemn Arribert-Narce さんと共編した論文集 Intermedial Encounters Between Image, Music and Text (Peter Lang) が刊行されました。ぼくは論文ではなく自作の詩 Water Schools を掲載していただきました。ごらんいただければさいわいです!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-29868722483128910962024-01-14T14:08:00.002+09:002024-01-14T14:08:34.218+09:00「すばる」2024年2月号<p> 文芸誌「すばる」2月号に、昨年6月に青山ブックセンター本店でおこなった堀江敏幸さんとの対談記録「本の島をわたってゆく旅」を掲載していただきました。文学について、書評について、かなり本質をついた議論をしています。十分なページ数をくださった編集部に、心から感謝します。ぜひお読みいただければさいわいです!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-7316886126523832952024-01-14T14:03:00.001+09:002024-01-14T14:03:27.339+09:00安藤昌益をめぐって<p>1月7日、八戸で安藤昌益をめぐるシンポジウムが開催されました。八戸ブックセンターほかが主催。八戸で町医者として活躍した思想家・安藤昌益について。まず、ぼくが一昨年書いたふたり朗読劇「ヘンリと昌益」を上演。昌益役は作家の木村友祐さんで、せりふをすべて南部弁に書き換えて演じてくれました。 </p><p>ついで第2部として、社会学者の山内明美さん(宮城教育大学)を加えて鼎談。この3人の顔合わせは2014年におなじ八戸のSlow Baseで開催した鼎談(記録は文芸誌「すばる」に収録)以来、10年ぶりです。鼎談の最後に、やはり安藤昌益を主題とした一人芝居を演じる(=8日に上演)地元の代表的演劇人・柾谷伸夫さんに加わっていただき4人でいろいろな話題にふれることができました。</p><p>ぼくとしては安藤昌益の思想を19世紀アメリカの思想家ヘンリー・デヴィッド・ソローとむすびつけたこと、またかつて八戸藩を襲った猪飢饉をかつてのアイルランドのじゃがいも飢饉と並べて考えたことに(いずれも人間社会のシステムの問題)意義があったかと思っています。</p><p>安藤昌益の独自の思想については、これからも考えていきたいと思っています。5年後(?)には、また八戸で!</p><p><br /></p><p><br /></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-86260435323621629872024-01-14T13:54:00.000+09:002024-01-14T13:54:11.857+09:00環境人文学をめぐる鼎談<p> 12月22日、青山学院大学の結城正美さん(環境文学)の授業の枠で、結城さん、奥野克巳さん(文化人類学)との鼎談をおこないました。この春から発足する、青山学院+立教+明治の3大学院共同「環境人文学」プログラムがめざすものについて語り合う、貴重な機会となりました。</p><p>3大学のいずれかに所属しつつ、他大学の授業も必要単位に加算できる仕組みです。大学院進学を考えているみなさん、ぜひ検討してみてください!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-86234204923095110252024-01-14T13:50:00.002+09:002024-01-14T13:50:21.745+09:00伴田良輔さんとの対談<p> 12月21日、美術家・伴田良輔さんの新作映画『道 Passacaglia』の上映後トークのお相手を勤めました。すみずみまで驚くべき美的感覚がゆきとどいた傑作。大部分の人が思う「映画」に、まったく似ていません。それでいて、どこか帰ってゆくべき場所があることを思い出させてくれる作品。渡り鳥のジョビちゃんをはじめ、自然力の介入に打たれます。機会があればぜひ、どこかでごらんください。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-6837481565452221872023-12-03T05:59:00.001+09:002023-12-03T05:59:09.930+09:00Costa Rica<p> 11月20〜24日、コスタリカ大学で開催された国際学会ALADAA 2023 (Asociación Latinoamericana de Estudios de Asia y Africa) に参加しました。ぼくの発表はLas formas de la vide y de la muerte en poesía japonesa contemporáneaという題で、東日本大震災から10年を経た2021年に書いたいくつかの詩をスペイン語に訳し、その朗読をおりこみながら水際で生きることの意味を探るものでした。質疑応答でこみいった話になるとスペイン語ではもたず英語で話すことを許してもらいました。これは修行不足。これからさらに訓練を重ねようと思います。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-2032514648279198042023-11-30T12:44:00.001+09:002023-11-30T12:44:05.820+09:00インタビュー掲載<p> 滞在中のミネソタ大学のサイトにインタビューが掲載されました。あまり話したことのないことを話しているのは外国語ならではの効果? よろしかったら読んでみてください。</p><p><a href="https://cla.umn.edu/asian-middle-eastern-studies/news-events/story/japan-colonialism-and-poetics-interview-keijiro-suga-mary-griggs-burke-chair-asian-studies-2023-2024">https://cla.umn.edu/asian-middle-eastern-studies/news-events/story/japan-colonialism-and-poetics-interview-keijiro-suga-mary-griggs-burke-chair-asian-studies-2023-2024</a></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-57791560896639131362023-11-08T02:32:00.002+09:002023-11-08T02:32:37.597+09:00On Ohkojima Maki<p> シアトルのワシントン大学は、わが母校。6日(月)、ここで講演を行いました。題してDeath is Life is Death is Life: Eco-critical Consciousness in the Art of Ohkojima Maki. 大小島真木さんの神話的世界を、エコロジー的視点から考える試みです。</p><p>ミネソタから来るとシアトルは暖かく、キャンパスの美しさは30年前から変わらず。いくつか新しい建物がふえて、特に人類学博物館Burke Museumが文化・自然史・考古学の3つのフロアからなるまったく新しく魅力的な場所に生まれ変わっていました。</p><p>1972年の夏休み、初めてアメリカに来て初めて泊まったのが、ここワシントン大学の学生寮でした。半世紀以上前のこと。結局、ぼくがもっとも忠実でありつづけた場所だといってもいいかもしれません。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-50459025104007211062023-10-26T23:11:00.001+09:002023-10-26T23:11:04.182+09:00ミネソタの秋<p> 報告が遅れましたが、この秋学期はミネソタ大学に滞在しています。大学院セミナーを週にひとつ、あとは自分の研究に専念できるという恵まれた身分。手をつけていることは、作品制作を含めて多いのですが、かたちになるのはかなり先かな。少しずつ整理していくつもりです。</p><p>大学院授業としては、前半でアイヌ文化、後半で沖縄文化を、東アジアの広範な地理的・歴史的文脈から学ぶということを試みています。こっちも専門家ではないので手探りですが、求心的ニッポン像に対する解毒剤にはなるでしょう。しばらくつづけます!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-63054396103960742092023-10-26T22:28:00.004+09:002023-10-26T22:28:30.595+09:00いま、たったいま<p> 現在、ガザで起きていることの背景を知るための、岡真理さんによる最高の講義。ぜひごらんください。即時停戦を求めましょう。</p><p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=-baPSQIgcGc">https://www.youtube.com/watch?v=-baPSQIgcGc</a></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-71813756088529798672023-10-26T10:32:00.003+09:002023-10-26T10:32:23.523+09:00Translation Made Me<p>10月23日(月)、ニューヨーク州の名門校 Bard College で 講演を行いました。題して Translation Made Me: What I Learned from Translating Maturana & Varela, Anzaldúa, Glissant, and Many Others. </p><p>スペイン語寄りの内容にしたのは、呼んでくれたのがスペイン語詩の研究者 John Burnsさんだったから。実際にはスペイン語文学、日本語文学、翻訳研究などの人々が集まってくれて、充実した集いになりました。60分ほど話してからぼくの自作の詩を英・西・日の3言語で朗読、ついでQ&A。Translation and Translatability という連続講座の一環で、来週は小林エリカさんが来るそうです。</p><p>広大な森の中に校舎が点在する、とことんうらやましい環境。キャンパス内にはハンナ・アーレントやフィリップ・ロスのお墓があるのが不思議ですが、死者たちの霊を感じながら学ぶのもいいものです。</p><p>再来週はシアトル、わが母校ワシントン大学をひさびさに訪問します!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-32837344140311923982023-10-08T02:53:00.002+09:002023-10-08T02:53:58.123+09:00Eastern Poetic Impulses<p> 少し前のことになりますが9月22日、滞在中のミネソタ大学で、表記のイベントが開催されました。前半は四元康祐さんとぼくの自作朗読と対話。後半は李琴峰さんの笑いにあふれる自作朗読とケンダル・ハイツマンさんによるその英訳朗読。会場はミネソタ大学の小劇場Best Buy Theaterで、音響・照明・客席配置ともまことに申し分なし。多くのお客さんを集めて、充実した2時間ほどをすごすことができました。</p><p>四元さんと李さんは現在、有名なアイオワ大学のインターナショナル・ライターズ・ワークショップに滞在中。来週はぼくがアイオワに遊びに行きます。</p><p>今回の企画を立ててくれたChristine Marran(ミネソタ大学)とKendall Heitzman (アイオワ大学)のお二人に、心から感謝します!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-51478613506321834102023-09-29T20:33:00.006+09:002023-09-29T20:33:53.519+09:00書評いくつか<p> <span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: inherit; font-size: 15px; white-space: pre-wrap;">6月16日に出した3冊。刊行から3ヶ月経った秋に、いくつかの場でとりあげていただきました。</span></p><div class="x11i5rnm xat24cr x1mh8g0r x1vvkbs xtlvy1s x126k92a" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", sans-serif; font-size: 15px; margin: 0.5em 0px 0px; overflow-wrap: break-word; white-space: pre-wrap;"><div dir="auto" style="font-family: inherit;">「現代詩手帖」10月号ではアサノタカオさんによる3冊まとめての充実した書評「日々の変革をうながす読書哲学、歩行哲学」</div><div dir="auto" style="font-family: inherit;"><span style="font-family: inherit;">「毎日新聞」9月23日の「今週の本棚」では永江朗さんによる『エレメンタル』紹介</span></div></div><div class="x11i5rnm xat24cr x1mh8g0r x1vvkbs xtlvy1s x126k92a" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", sans-serif; font-size: 15px; margin: 0.5em 0px 0px; overflow-wrap: break-word; white-space: pre-wrap;"><div dir="auto" style="font-family: inherit;"><span style="font-family: inherit;">「東京新聞」「中日新聞」9月28日ではコラム「大波小波」で「ベケット」氏による『エレメンタル』紹介「色あせぬ管啓次郎の批評」</span></div></div><div class="x11i5rnm xat24cr x1mh8g0r x1vvkbs xtlvy1s x126k92a" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", sans-serif; font-size: 15px; margin: 0.5em 0px 0px; overflow-wrap: break-word; white-space: pre-wrap;"><div dir="auto" style="font-family: inherit;">みなさま、ありがとうございました。出版のすべてが現れては消えるうたかたになりがちな現在、少しでも本が岸辺の木や草によって、鯉や亀やマスクラットによって、救出されるのはほんとうにありがたいことです。</div></div><div class="x11i5rnm xat24cr x1mh8g0r x1vvkbs xtlvy1s x126k92a" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", sans-serif; font-size: 15px; margin: 0.5em 0px 0px; overflow-wrap: break-word; white-space: pre-wrap;"><div dir="auto" style="font-family: inherit;">3冊、ぜひ手に取ってごらんください。</div></div>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-4564880789458329112023-09-06T19:07:00.000+09:002023-09-06T19:07:07.425+09:00「うたをつないで」<p> 朝日新聞夕刊で大岡信賞選考委員によるリレー連載がはじまりました。題して「うたをつないで 大岡信とことばの力」。第1回の拙文「避けられない時空への旅」、9月6日に掲載されました。やなぎみわさんによる宇宙的な挿絵がついています。ぜひ読んでみてください。デジタル版でも読めるようです。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-74274910564741491762023-09-04T16:31:00.003+09:002023-09-04T16:31:23.849+09:00水牛のように<p>連載といえばウェブマガジン「水牛のように」の「図書館詩集」は11まで来ました。12でいちおう完結します。まずは読んでみてください。</p><p><a href="https://suigyu.com/2023/09">https://suigyu.com/2023/09</a></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-27864215382699298502023-09-04T16:28:00.005+09:002023-09-04T16:28:49.335+09:00コヨーテ歩き撮り<p> ところで「けいそうビブリオフィル」(勁草書房)での連載「コヨーテ歩き撮り」はたんたんと続いています。月2回更新。ときどき覗いてみてください!</p><p><a href="https://keisobiblio.com/2023/09/04/coyote185/?fbclid=IwAR3QInYUf3UJjeG4TLQVOpncD-OuuyRS5ZoPL4BpRFYy6AHoOmxatqi8Qc0">https://keisobiblio.com/2023/09/04/coyote185/?fbclid=IwAR3QInYUf3UJjeG4TLQVOpncD-OuuyRS5ZoPL4BpRFYy6AHoOmxatqi8Qc0</a></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-27402924483823723022023-09-03T05:00:00.001+09:002023-09-03T05:00:25.157+09:00静岡へ<p> 8月24日(木)、詩人のさとう三千魚さんの呼びかけで、静岡市のHibari Booksで詩集『一週間、その他の小さな旅』の朗読会を開いていただきました。大変におしゃれな、よい品揃えの本屋さんで、コーヒーもおいしい。店の奥のちょうどいい大きさの空間がイベント会場になります。23名の聴衆のみなさんの参加で、2時間たっぷりぼくの詩を聴いていただくことができました。解説をはさみつつ、詩集全体の6割くらいは読めたと思います。</p><p>これでこの夏のイベントはおしまい。いろいろお骨折りいただいたさとうさん、Hibari Booksの大田原さん、近くの水曜文庫の市原さん、そしてご参加のみなさま、ほんとうにありがとうございました!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-48890380458887248522023-09-03T04:54:00.003+09:002023-09-03T04:54:14.204+09:00幕張にて<p>8月18日(金)、幕張の書店 Lighthouseで『本と貝殻』イベントを開催していただきました。版元であるコトニ社(ひとり出版社)の後藤さんとぼくの対談形式で、この本の背後を語りつくすという試み。現地参加のお客さんは5名でしたが、その物理的距離の近さもあってか、みなさんすごく真剣に話に耳をかたむけ、またそれぞれに関心をもつことについて話してくださいました。冗談ではなく、ぼく自身あまり経験がないくらい充実したイベントになりました。</p><p>品揃えのいい、気持ちのいい本屋さんです。レジ脇にさりげなくストラトキャスターがたてかけてあって、ミニアンプもあるライブ仕様(かどうかしらないけど)。また何度でもおじゃましたいところです。店主の関口さん、ありがとうございました!</p><p>(ところで幕張駅からLighthouseにむかう途中に、明らかに家族経営のコーヒー豆卸し問屋さんがありました。ここも充実。店頭で非常に安くおいしいコーヒーが飲めるので、おすすめです。)</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-67557192298817458602023-08-06T22:41:00.003+09:002023-08-06T22:42:18.473+09:00国立で<p> きょうは国立市公民館で「旅と本と詩と」という演題で話しました。お客さんとしてどういう方がいらっしゃるかまったくわからなかったので、話の組み立てに迷いましたが、さいわい料理文化研究家で詩人かつコーヒー・ロースターの小山伸二さんが来てくれたので、急遽、対談相手をおねがいし、彼とのやりとりとぼくの朗読をはさみながら、なめらかに進めることができました。お客さんにとって満足のいく話だったかどうかは、なんとも。</p><p>それでもこのようなイベントを開催できるようになっただけでも、COVID-19 状況下とはまるでちがいます。本の世界を励ますには、絶対に必要な機会であり場です。お世話になった公民館の針山さん、井口さん、突然の登壇を快諾してくれた小山さん、ありがとうございました!</p><p><br /></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-86835470786475705542023-08-05T09:28:00.001+09:002023-08-05T09:28:20.982+09:00常磐線舞台芸術祭<p> 第1回常磐線舞台芸術祭に参加してきました。われわれの演し物は『ザ・レディオ・ミルキーウェイ』。今年3月にふくしまFMとエムエム岩手の共同特別番組として放送された『ザ・レディオ・ミルキーウェイ』朗読劇「銀河鉄道の夜」を舞台で再現する試みです。レギュラーの4名に加えてアジカンの後藤正文と俳優の北村恵が参加。6人で演じる友情と死と和解の物語でした。</p><p>会場は新地町駅前の真新しい観海ホール。8月1日のソワレ、2日のマチネ。大阪や東京、盛岡や鶴岡からもお客さんがいらしてくださり、何人もの方が2回の公演を連続で見てくださいました。ありがとうございました。</p><p>主題歌としておなじみの「フォークソング」を、今回は作者の小島ケイタニーラブとゴッチがハーモニーで歌い、いっそうの感動を誘いました。いつかまた上演したい舞台。そう、またいつかどこかでお会いしましょう!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-3411270456739166732023-07-29T17:35:00.002+09:002023-07-29T17:35:27.691+09:00Geobiography!<p> われわれは土地において生きるしかない。つまり土地の地学的・地理学的なすべてに、つねに全面的に影響されている。土地の発見の思い出は、人生にちりばめられた輝く瞬間。そんな気持ちで新しいリレー連載を、左右社のサイトではじめました。</p><p><a href="https://note.com/sayusha/n/n8f9c09f6b9e5">https://note.com/sayusha/n/n8f9c09f6b9e5</a></p><p>これから奥野克巳さん(文化人類学)、結城正美さん(環境文学)ら、さまざまな立場からの発見の物語がかたられていくことでしょう。毎月2回程度、更新。青山学院・立教・明治の3大学院で来春から共同運営する、環境人文学プログラムの関連企画です。</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-63612652965956288272023-07-23T11:25:00.003+09:002023-07-23T11:25:31.223+09:00明日は下北沢に!<p> 24日(月)、本屋B&Bにて次のイベントを開催します。</p><p><a href="https://bookandbeer.com/event/bb230724a_elemental/">https://bookandbeer.com/event/bb230724a_elemental/</a></p><p>先月発売されたぼくの本『エレメンタル』(左右社)は、すでに入手できなくなっているぼくの古い著書3冊からの選集。『トロピカル・ゴシップ』(青土社、1998)『コヨーテ読書』(青土社、2003)『オムニフォン』(岩波書店、2005)の3冊ですが、収録されているのはぼく自身の30代後半から40代半ばにかけての文章で、文学や人類学にまつわるさまざまな問いを正面から論じたものばかりです。たぶん、日本語世界では類例のない本になっていると思います。</p><p>明日は人類学者の奥野克巳さん、環境文学研究の結城正美さんというお二人をお招きして、地球生命の持続という大きな課題に直面するわれわれの現在を語り合う夕べとなることでしょう。</p><p>ぜひ、いらしてください!</p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-32627123573436974102023-07-21T14:09:00.000+09:002023-07-21T14:09:15.473+09:00覚え書き<p> 6月27日の堀江さんとの対談の告知のときに書いた小さなひとこと。もう書店のサイトでは見られないので、ここに改めて記しておきます。</p><p><br /></p><p><span style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;">本は本からしか生まれない。ヒトの系統発生と並行して、あるときからはじまった本の系統発生は、独自の流れをつくって世界に全面的に関与している。</span><br style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;" /><span style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;">言葉はもともとヒトが世界に入っていくための道具だった。しかしいま、言葉はヒトと物質世界の緩衝地帯として、生命のありかたを探りつつヒトの活動を制御する役割を担っている。</span><br style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;" /><span style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;">本について語ることは言葉について語ることは詩について語ることは生命について考えること。</span><br style="font-family: Helvetica; font-size: 12px;" /></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7988594606361116976.post-86377793249062471362023-07-20T11:59:00.005+09:002023-08-13T17:04:56.079+09:00「読売新聞」夕刊2023年7月15日<p> 読売新聞夕刊にエッセー「本と詩と貝殻と」を寄稿しました。コトニ社から出版した2冊の姉妹本についての注釈のような内容です。</p><p>「<span style="font-family: "Yu Mincho", serif; font-size: 10pt;">ぼくが読売新聞の書評委員を務めたのは10年前のことだが、2年の任期のあいだに書いた48本の書評を含む本をこのたび『本と貝殻』という題名で上梓した。同時に、姉妹本だとただちにわかる装幀で詩集『一週間、その他の小さな旅』も作ってみた。2冊を見れば誰にでも詩と書評がはっきりと地続きの営みだとわかってもらえるだろう。書評とはその本を主題とする詩なのだといってもいい。なぜそんなことを? 理由はただひとつ、本の世界を励ましたいからだ。そして人間の言葉の経験とは、そのおもしろさ、強さ、美しさをつきつめてゆけば必ず詩にゆきつくものだからだ。」</span></p><p class="MsoNormal" style="font-family: Calibri, sans-serif; line-height: 18.4px; margin: 0cm;"><span style="font-size: 10pt; line-height: 15.333332px;"><o:p></o:p></span></p>KShttp://www.blogger.com/profile/04122982132457915724noreply@blogger.com