Tuesday 30 April 2019

ダブの第2弾

昨日(29日)は、来日中のガリシアの詩人カルロス・ダ・アイラとともに新宿2丁目カフェ・ラバンデリアで朗読会。佐藤由美子さん、ヤリタミサコさんの朗読につづき、ぼくは2月以来、ハミングバードと組んで、2回目のダブに挑戦しました。

少しだけ読む作品を入れ替え、また「海を返せ」はダブというよりレゲエの歌に。

カルロスはガイタ(ガリシアのバグパイプ)の名手でもあり、大きな刺激をうけました。新しい視界が開けました。この方向、もう少し追求してみます!

馬喰町で

26日、馬喰町アートイートのラストライヴに参加しました。すばらしいお店=ギャラリー空間でした。閉店を惜しむみなさんが交互に詩を朗読。ぼくは村次郎の詩に曲をつけたものを3曲歌いましたが、1曲めの出だしのキーにつまづき、冷や汗。

しめくくりのドリアン助川さんが、すべてを救って、みごとに重厚かつ愛にみちた声のパフォーマンスを披露してくれました。

この機会に改めて痛感したのが、馬喰町バンドのオリジナリティ。自作の楽器で、聞いたこともないようなテイストの自作曲を次々に。ぜひ見習いたい魂のあり方です。

店主の武さん、たくさんの思い出をありがとうございました。また必ず、次の場所で!

Sunday 28 April 2019

イスタンブルへ

4月18、19日の両日、トルコの詩人Metin Cengizが主催する第1回イスタンブル国際詩祭に参加してきました。アルバニア、ブルガリア、エストニア、キプロス、ルーマニア、ポーランドなどの詩人たちが集まり、もちろん地元トルコの多くの詩人たちが加わって、充実したフェスに。ぼくは昨年刊行の英語詩集 Transit Bluesからの作品を朗読しました。

詩祭もよかったのですが、初のイスタンブルに魅了されました。驚くべき洗練の大都会。18世紀、つまり歴史のついこのあいだまで、世界の最先端に位置したのはパリやロンドンではなくここだったことを、いやでも実感させられます。

ここにはこれからしばしば立ち寄ることになりそうな予感。建設がつづいている新国際空港は、完成すれば世界最大となるそうです(いまでも成田よりはるかに大きい)。

Monday 1 April 2019

「水牛のように」4月号

ウェブマガジン「水牛のように」4月号。160行の詩「コロラド」を掲載していただきました。読んでみてくださいね。

http://suigyu.com/2019/04#post-6137