明日からはじまる佐藤文則さん写真展「ダンシング・ヴードゥー」の会場設営が、先ほど完了した。朝から作業してくださった佐藤さん、宇野澤くん、おつかれさまでした、ありがとうございました。ぼくはお昼から手伝っただけで、すみませんでした。石川くんも、ご協力ありがとう。そして図書館の鬼丸さん、すっかりお世話になりました。
おかげさまで、すばらしいできばえ! 驚異的なヴードゥー写真28点に加えて、ヴードゥーのドラポ(旗)やブティ(瓶)、そして充実のスライドショー。世界のどこでもほかでは絶対に見られない、ハイチの熱気がむんむんする展示です。ぜひ、生田駅から10分歩いて、見に来てください。
以下、明治大学ホームページより転載。
「ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち」
佐藤文則写真展
フォト・ジャーナリスト佐藤文則氏の写真展を開催します。佐藤氏は過去20年にわたってハイチの人々の生活と政治状況の取材を重ねてきました。
「世界最初の黒人共和国」「西半球で最も貧しい国」として知られるハイチ。佐藤氏の写真には、ハイチの人々の過酷な生活が克明に写し撮られています。強烈な衝撃を受けます。未知の土地に対しての想像が爆発的に広がります。
ハイチの歴史や文化、人々の生活を考える上で欠かすことができないのが民間信仰のヴードゥーです。つねに空腹の生活、展望の見えない政治状況、そんな劣悪な環境でもハイチの人々はたくましく生きています。彼らが信じているヴードゥーとはどのようなものなのでしょうか。
本展では、佐藤氏の20年におよぶ取材によって撮影された写真の中から、ハイチにおけるヴードゥーをテーマに選んだ約30点の写真を展示いたします。あわせて佐藤氏が所蔵する旗や瓶などのヴードゥー・アートも展示します。ぜひ、ご覧ください。
■会期2008年12月2日(火)〜2009年1月9日(金)
※ただし12月28日(日)〜1月4日(日)は休館。
■時間 平日8:30〜19:00 土8:30〜18:30 日祝10:00〜16:30
※ただし12月23日(火)〜27日(土)と1月5日(月)〜7日(水)は10:00〜16:30
■会場 明治大学生田図書館 Gallery ZERO
(小田急線生田駅下車南口徒歩約10分)
MAP
■主催 明治大学大学院新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系
※一般の方もご来場いただけます。図書館入口ゲート前の呼出しボタンにて係りをお呼びください。
佐藤文則<略歴>
フォト・ジャーナリスト。明治大学文学部卒業後、1979年に渡米し、San Francisco City Collegeで写真を学ぶ。フォトエージェンシーの「Impact Visuals」(New York)、「Sipa Press」を経て、現在「OnAsia Images」(Bangkok)に所属。1988年からハイチ取材を開始。他に米国、東南アジア諸国を中心に活動する。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。
著書に『ハイチ 目覚めたカリブの黒人共和国』(凱風社)、『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)などがある。