外部ゼミ生、大洞敦史くんの36冊です。まだこれから変わるかもしれません。著者名、書名、(訳者)、出版社、出版年の並べ方は、この形式にそろえてください。各カテゴリー内の並びは順不同でかまいません。まずは、みんなの参考まで。
1.考え方・感じ方・判断力の核をなす12冊
プラトン『国家』(藤沢令夫訳、「プラトン全集」11、岩波書店、1976年)
アリストテレス『ニコマコス倫理学』(西洋古典叢書、京都大学学術出版会、2002年)
エピクテトス『要録』(鹿野治助訳、「世界の名著」13、中央公論社、1968年)
『デカルト=エリザベト往復書簡』(山田弘昭訳、講談社学術文庫、2001年)
『二宮尊徳』(「日本の名著」26、中央公論社、1970年)
G・I・グルジェフ『ベルゼバブの孫への話』(浅井雅志訳、平河出版社、1990年)
アラン『わが思索のあと』(田島節夫訳、「アラン著作集」10、白水社、1982年
シモーヌ・ヴェーユ『カイエ4』(冨原眞弓訳、みすず書房、1992年
管啓次郎『トロピカル・ゴシップ——混血地帯の旅と思考』(青土社、1998年)
岡本太郎『自分の中に毒を持て』(青春出版社、1993年)
鶴見和子『コレクション鶴見和子曼荼羅 水の巻——南方熊楠のコスモロジー』(藤原書店、1998年)
米山優『モナドロジーの美学——ライプニッツ/西田幾多郎/アラン』(名古屋大学出版会、1999年)
2.専門と呼びたい分野(教育)の12冊
工藤庸子・岩永雅也『大人のための「学問のススメ」』(講談社現代新書、2007年)
佐藤卓己・井上義和編『ラーニング・アロン』(新曜社、2008年)
森信三『修身教授録』(致知出版社、1989年)
大越俊夫『幻の鯉のぼり——師友塾物語』(白揚社、1995年)
宮川俊彦『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版、2004年)
伊藤隆二『なぜ「この子らは世の光なり」か』(樹心社、1990年)
長谷川宏『おとなと子どもの知的空間づくり——赤門塾の20年』(明治図書、1990年)
橋本義夫『だれもが書ける文章——「自分史」のすすめ』(講談社現代新書、1978年)
オリヴィエ・ルブール『学ぶとは何か——学校教育の哲学』(石堂・梅本訳、勁草書房、1984年)
イヴァン・イリイチ『脱学校の社会』(東洋・小澤周三訳、東京創元社、1977年)
鶴田義男『現代アメリカの生涯教育哲学』(新風社、2006年)
野嶋栄一郎・鈴木克明ほか『人間情報科学とeラーニング』(放送大学大学院教材、2006年)
3.「現代性」を主題とする12冊
工藤庸子『ヨーロッパ文明批判序説』(東京大学出版会、2003年)
磯貝日月編『環境歴史学入門——あん・まくどなるどの大学院講義録』(アサヒビール、2006年)
ジグムント・バウマン『コミュニティ——安全と自由の戦場』(奥井智之訳、筑摩書房、2008年)
フランコ・カッサーノ『南の思想』(ファビオ・ランベッリ訳、講談社選書メチエ、2006年)
井筒俊彦『イスラーム生誕』(中公文庫、1990年)
野尻武敏『転換期の政治経済倫理序説』(ミネルヴァ書房、2006年)
佐藤優『獄中記』(岩波書店、2006年)
宮内勝典『惑星の思考——〈9・11〉以後を生きる』(岩波書店、2007年)
今福龍太『群島——世界論』(岩波書店、2008年)
坂口恭平『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房、2008年)
岡野守也『聖徳太子「十七条憲法」を読む』(大法輪閣、2003年)
仲島陽一『共感の思想史』(創風社、2006年)