友人が下北沢のヴィレッジ・ヴァンガードで、ちょっとうれしいものを見つけたと教えてくれた。
エイミー・ベンダー『燃えるスカートの少女』文庫版が、表紙を見せてずらりと並んでいる! 店員さんのポップに書かれた言葉は
「哀しさと淋しさが、キラキラと氷の粒のようにつめたく輝く。
異形不思議小説、ホントにオススメです!」
ほんとにうれしいこと。店員さん、どうもありがとう。こんどお店に行ったら、無言でお礼をいわせてください。
そして思ったのは、「本のポップ制作」を大学院の授業でも1回くらいやってみるか、ということ。好きな本を選んで、コトバを書いてみる。いや、1回では何にも身につかないな。毎週の宿題にするか、これを。
こうして、一見追いつめられた本の世界が、少しずつ元気を取り戻すのがうれしく楽しい。