日曜日、所用で横浜に行ったついでに横浜美術館へ。1階の無料ギャラリーで開催中のアフリカ写真展が、特筆すべきすばらしさだった。
アフリカはマリ共和国の首都、バマコ。ここで隔年開催されるのがアフリカ・バマコ写真展。
ギャラリーでは2007年の第7回の同写真展から、5人の写真家の作品を選び、展示している。
コンゴ民主共和国のサミー・バロジ (Sammy Baloji, b.1978)
ブルキナファソのサイドゥ・ディッコ (Saidou Dicko, b.1979)
ジンバブエのカルヴィン・ドンド(Calvin Dondo, b.1963)
マリ共和国のモハメド・カマラ (Mohamed Camara, b.1983)
マダガスカルのソアヴィナ・ラマロソン (Spavina Ramaroson, b.1977)
それぞれに強烈なヴィジョンの持ち主ばかり。やっぱりアフリカはおもしろい! これのためだけにでも、みなとみらいに出かける価値あり。
そして隣のギャラリーではジャイカが主催する、アフリカで活動する青年海外協力隊の人たちの姿。こちらは写真家の名前さえクレジットされていないけれど、どれもはつらつとした人々の姿をよく捉えた、気持ちのいい写真だ。
2000年、ぼくが明治で最初に教えた学生のひとりも、青年海外協力隊でタンザニアに2年間住み、小学校で算数を教えていた。その後、アメリカでパイロット免許をとり、いまは日本に戻って念願のパイロットとして仕事をしている。
自分がもしいま20代だったら、このプログラムに参加していたかもしれないなと、以前から何度か思ってきた。実際の20代のときには、それだけの決断ができなかったけれど。
ともあれ、6月1日までに、また横浜に行ってみよう。そして来年、2009年には、バマコに行くぞ!
http://www.pro2m.net/fotoafrica/article.php3?id_article=56