2011年4月3日日曜日

山川草木鳥獣虫魚のために

以下、「Norah-mの日記」の最新エントリーから引用します。一読を勧めます。

http://d.hatena.ne.jp/norah-m/


そして同時に、とりあえず「人体」がよければいいのだろうかという疑問がある。

海の水、地下水、空気、土壌に本来あるはずのない放射性物質を紛れ込ませ、将来にわたり汚染してしまったことは、すでにそれじたい「大惨事」だと考える。
誰かにとっての郷土が、その土と水が、人間の生のタイムスパンでいえばほぼ永遠に汚されてしまったわけで、環境保護の意味ではもちろん、「愛国主義」(または「民族主義」)的観点からも、福島県民の、あるいは日本人の、地球人の尊厳にかかわることだ(本来、右翼は怒っていい局面だ)。
この期に及んで、保安院の役人や東電役員やテレビに出てくる学者たちが、「この程度なら問題ない」「沖へ流れれば希釈されるから大丈夫」とくり返し、今後もなお原発増設・維持を推進しようとするのはどうしてなのか。
もっとも顕著な例は、地震国・日本がその国土に原発施設を作るのは運命であり、これからも変わらず推進したいと述べた与謝野馨大臣で、この局面での発言には言葉をうしなった。」(引用終わり)

まったくその通り! 原発は日本には必要ないし、世界にも必要ありません。引用されている与謝野氏の発言の度し難い思慮のなさは、強く糾弾されてしかるべきです。日本で「政治」の名において行われているのが経済的な利害調整だけだということが、よくわかります。

技術的に完全にしろうと集団の東電の経営陣の初期段階での判断ミスも、「原子力には詳しい」と豪語した首相の無能さも、悪い冗談としか思えません。そしてその冗談のおかげで、福島県を始めとする地域の住民のどれだけが生活を完全に破壊されたことか。さらには人間世界の都合のおかげで、土地の生命のどれだけが奪われ、苦しんでいることか。

いまこそ、怒りをあらわにすべき時でしょう。