2011年4月14日木曜日

昨日の言葉 14

ホイットマンとプルーストは女の心をもつ男であったが、より適切には、精神のある重要な点において子供のままとどまった人物だったと言えよう。彼らは、精神科医らが「多形態的倒錯」と呼ぶ段階を出ることがなかった。彼らは世界をあらゆる側面において所有しようという衝動を抱いていたが、この衝動は彼らの童心に由来する。それゆえ世界は、彼らにとって、いわば大きなおもちゃ箱であった。
(マリオ・プラーツ、浦一章訳)

イエスは書きませんでした。しかしイエスは自分が話したことばと一致しています。イエスは<みことば>であり、まことの<ロゴス>です。話す理由があって話し、そのために死んでいます。死ぬ理由があって死に、そのために話しています。
(ルネ・ジラール、小池・住谷訳)

使われなくなった常套句と廃れてしまった形式の文化の廃棄場こそ、実はあらゆる革新の母胎(マトリクス)なのである。
(マーシャル&エリック・マクルーハン、中澤豊訳)