成田に着く直前/着いた直後の飛行機から思ったこと。
ぎらぎらと青い太平洋が、日本の沖合10キロか20キロのあたりでがらりと色を変える。どんよりと濁った緑。かなり気持ち悪い。外房の海も、その濁りのまっただ中だと思うと、泳ぐ気も失せる。
ところが、化石燃料をまき散らして飛ぶ飛行機が、海の色のどちらの側に加担しているかは、あきらかだ。
成田空港では、滑走路脇に3台の消防車が待機している。ずっと待機して、たぶん出番はほとんどない(あったらおおごと)。でもそこで、出動体制を整えたみんなが待っている。
かれらは一年の大部分の日、何をして待っているのだろう?