けさの朝日新聞に「録画・検索できるゴーグル」という記事があった。東大の原田達也講師と大学院生の中山英樹さんが開発。要するにゴーグルが視野に入った物の名前を覚え、物を認識し、指示すればそれを検索してくれるという、現実=画像検索システム。テレビのリモコンや携帯電話をどこに置いたかがわからなくなっても、ゴーグルが探し、教えてくれる。
こうなると、たとえば新宿駅の雑踏から、誰かひとりの顔を探し出すといったことが、いずれはほんとに可能になるのではないかと思えてくる。でもその反面、誰かひとりの顔を埋めこむことだって容易このうえないはずだ(いまでもできるだろう)。
そうなると、どこまでほんとなのか、何がほんとなのか。