ぼくは明治理工では語学と総合文化ゼミナールを担当している。両方をとる学生は、珍しい。いままでにひとりだけ、「英語」、「フランス語」、1・2年対象の「総合文化ゼミナール」、3・4年対象の「文化人類学」のすべてを履修した学生がいた。他のみんなは、多くても語学が1回と総合文化ゼミナールが1回。下に出てくる楠くんの場合も、ぼくの担当の英語の授業を1年間と半期の作文ゼミをとった。
先日、わが若き友人の中村隆之くんから、以下のような報告をもらった。ささやかではあるけど、うれしいことだ。これからもみんなにがんばってほしいと思った。優勝チームの4人は、ぜひぼくの研究室に寄ってくれ。
大学対抗プレゼンテーションコンテストで明治大学チームが優勝!
3月8日、成城大学にて「2007年度プレゼンテーションコンテスト」が開催され、理工学部2年の楠祐一郎くんらのチームがみごと優勝した。
同コンテストは成城大学・神奈川工科大学・東京外国語大学の共催になるもので、学生のプレゼンテーション能力を高め、大学間の交流を活性化することをめざす。本年度は、神奈川工科大学、東京外国語大学、明治大学の3校から、計5チームが参加した。
今回のテーマは「病(現代における)」。各チームは質疑応答を含めて50分という時間内に、テーマに即した発表を行なった。
明治大学チームは楠祐一郎、木下景、山口篤、柳浦祐希の4名(いずれも理工学部2年)からなり、「花粉症」を取り上げた。指導には中村隆之・理工学部兼任講師(フランス語)があたった。
審査員は佐藤方宣(慶応大学非常勤講師、経済学)、井上彰(日本学術振興会特別研究員、政治哲学)、三浦直子(神奈川工科大学准教授、社会学)の3氏。明治大学チームのプレゼンテーションとしての完成度、質疑に対する周到な準備、チームワーク力などが、高く評価された。