Wednesday 7 January 2009

そしてガザはいま

ガザ地区でのパレスチナ人の死者は635人に達した。朝日コムからの引用。

「イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上攻撃は6日も続き、人口が密集している北部のガザ市を包囲、イスラム過激派ハマスとの本格的な交戦状態が続いている。それに伴い生活基盤の破壊や民間人の犠牲も相次ぎ、多くの住民が絶望的な状況に追い込まれつつあるようだ。AFP通信は、空爆開始からの犠牲者数は635人に達し、そのうち160人以上が子どもだと伝えている」

「大勢の民間人が巻き添えで殺されている模様だ。AP通信によると、ガザ市では5日、ミサイル爆撃で母子5人が死亡。AFP通信は、ガザ市南部のゼイトゥン地区への空爆で6日、一家12人が殺され、うち7人は子どもだったと伝えている」

わずか360平方キロの土地が、完全に囲い込まれ、それを封鎖している強大な軍事国家からの、すさまじい攻撃を受けている。

ふたたびイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハスの報告を、「エスペランサの部屋」(http://esperanzasroom.blogspot.com/)から引用。

「60万人から70万人のガザ住民が、水のない状態におかれている。なかには、そんな状態が1週間も続いている人たちもいる。/約100万人が停電下にあり、汚水がそのまま通りを流れる場所もあちこちに見られる。とくにガザ地区北部では汚水が溜まって氾濫する危険が高まっている。/修理しようにも、砲撃と道路状態の悪化のために、修理人が駆けつけられない。携帯電話も地上電話も、ガザ地区のネットワークは、空爆と電力不足のために深刻なダメージを受けてしまった。次第に、ガザ住民は親戚や地方当局、救援、救急の連絡先に電話する手段がなくなってきて、孤立感とパニックが高まっている」

なんとかならないのか、なんとかできないのか。イスラエルには、ただちに軍事行動を中止してほしい。