Thursday, 20 December 2007

科学者の生涯(1)

ニュートンは毎日家計簿をつけて
あらゆる出費を記録していた
アインシュタイン少年はベルンシュタインの
『市民の自然科学』全5巻で理論を学んだ
湯川秀樹は漢学者の家に生まれ
赤ちゃんのとき本の間で迷子になった
学生マリーはピエールの家に遊びにゆき
いつのまにかキュリー夫人になっていた
ファラデーは小学校も出てなくて
数学ができないためイメージで勝負した
エジソンは典型的な「注意欠陥多動障害」
彼の社員は彼が寝るのを見たことがなかった
ラボアジェは天才、でも徴税請負人
人でなしと呼ばれギロチンにかけられた
ダーウィンの母親はウェッジウッドの娘
ダーウィンは生涯、原因不明の病に悩んだ
野口英世はガラガラヘビを素手でつかみ
採取した毒の研究で名を挙げた
ジュールは地ビール屋の次男坊
長さ1メートルの温度計をいつも持っていた

(山田大隆『心にしみる天才の逸話20』講談社ブルーバックスによる)