Tuesday 9 September 2008

プエブロから戻って

ニューメキシコ州には19のプエブロ(先住民の村)がある。そのうち、もっとも南西にあるズニ、もっとも北東にあるタオス、そして空中都市と呼ばれるアコマをたずねる旅から帰ってきたところ。

強烈だった。なかでもアコマでは、守護聖人サン・エステバン(聖ステファヌス)のお祭りをじっくり見ることができた。秋の収穫祭。

アコマは1989年に初めて訪れて、それまでの人生がガラガラと崩れるような思いをした場所だ。以来、5回訪れているが、サン・エステバンのお祭りを見るのは初めて。200人を超えるダンサーたち(幼児から老人まで)の踊りに圧倒された。

ズニ、タオスのことも含めて、いずれ文章を書くつもり。でも書けないかも。

ズニの村のそば、高原砂漠を見下ろす断崖エル・モーロに初めて登り、流れる雲の影を見ていた。まだいくつも、北アメリカの荒野の中に、訪れたい地点がある。

この週末、「週刊ブックレビュー」で翻訳家のくぼたのぞみさんがエイミー・ベンダー『わがままなやつら』を取り上げてくださった模様。見逃して、残念! さあ、これから秋の仕事の嵐だ。