37号発売。エドワード・カーティスのアメリカ先住民写真からはじまる、充実の号だ。ぼくは連載「斜線の旅」で、「冬のフランス」と題した一文を寄稿(pp.53-56)。
「風の旅人」はこれまでの隔月刊から、今号より年3回の刊行になる。それでいい、急ぐ必要はぜんぜんないし。<現代>を相対化することにかけて、これくらい気合いの入った雑誌は珍しい。またこの雑誌のおかげでランディさん、前田さん、小栗さんたちと出会うことができたのが、ぼくには大きなよろこび。
そして「風・旅」を毎号丁寧に作っている編集長の佐伯さんが、今号では入魂の写真論「写真の可能性」を執筆(pp.125-151)。写真に少しでも関心をもつ人には、ぜひ読んでほしい。