2009年5月27日水曜日

その先を曲がればアフリカ

ついに完成。中村和恵編『世界中のアフリカへ行こう』(岩波書店、1900円)。ぜひ読んでください。絶対におもしろいから。

発端は一昨年の明治大学リバティアカデミー「世界文化の旅・アフリカ編」。中村さんをコーディネーターとして、講師として参加したのが、くぼたのぞみ、ムンシ・ロジェ、旦敬介、鈴木慎一郎、ぼく。これに筋金入りのアフリカニスト人類学者、小馬徹、岡崎彰のお二人が加わってできあがった。最高に楽しいアフリカン・ディアスポラ文化論集=ガイドブックです。

これでもまだまだ、必要なアフリカ情報の全体に比べたら砂粒ひとつにもならないけれど、ともかく、何かの手がかりにはなるはず。

「最近アフリカを助ける対象と勘違いしている若者が増えているが、アフリカには汲み尽くせない知識・知恵・美学・力があるといつも感じる」(岡崎さんのことば)。まったく同感。

文化においては輸入超過だけが正しい、というのがぼくの持論だ。日本文化を、コンテンツを、アニメを、漫画を、海外にプロモートする? ばかばかしい。ひたすら学ぶのが先決、すべてにおいて。そしてアフリカは100度生まれ変わっても学びつくせない、その一角すら。

とりあえず、毎日学ぼう。毎日踊ろう。

大変な編集作業を担当してくださった岩波書店の古川さん、ごくろうさま、ありがとうございました!