リトルモアから刊行された季刊の文芸誌『真夜中』の第2号が完成しました。
第1号もかっこよかったけど、こんどはすごい。中身もすごいが、デザインがすごい。色もページのカオカタチも最高。まずは、手にとってみてください。
ぼくはベナンの小説家フロラン・クアオ=ゾッティの「赤足少年」を翻訳・解説しました(82〜86ページ)。去年の東大駒場でのぼくの授業に出ていた人は覚えてると思います。森の秘密結社の祭儀の場所に迷いこんだ少年たちがお仕置きをうける話。アフリカっぽさがむんむんする、楽しい短篇です。
アフリカ各地からも、おもしろいフランス語作家が続々登場しています。カリブ海とむすびつけつつ、これからもいろいろやってゆきたいと思ってます。