後藤明さん(南山大学)はぼくのハワイ大学人類学科での先輩。日本の代表的なポリネシア研究者です。
その後藤さんから「それでも桜は咲く」(作詞作曲・千葉泉)という歌と映像のDVDをいただきました。仙台在住のお母様を避難させるため、震災直後に仙台入りしたそうです。「震災直後のお寺で見た桜が色づく風景に心を打たれ、被災された方々を励まし、また自分たちの記憶のために」おともだちと自主制作されたそうです。後藤さん、ありがとうございました!
こうしていろいろな歌が、言葉が、各地で生まれています。遠い土地の言葉がはたして被災者のみなさんにどう響くのか、ぼくにはまったく自信がありません。でもぼくらの本も、完成間近です。
どんなに不十分でも、遠い土地の人々の心をむすびつけるのは言葉、歌。そう信じてやっていきましょう!