下北沢の書店 B&Bで、1、2月は3つのイベントに参加します。
1月16日(土) 星野博美さんとの対談
1月29日(金) 温又柔さんとの対談
2月14日(日) 片桐功敦さんとの対談
いずれも、みなさんそれぞれの会心の新著をめぐって。たまたまぼくがお相手を務めることになりました。3人の尊敬する友人たちとの夕べ。ぜひこのうちの1つ、2つ、3つに、いらしてください!
Thursday, 14 January 2016
Monday, 4 January 2016
年頭のご挨拶(ASLE-Japan)
ASLE-Japan 文学・環境学会のための年頭のご挨拶を転載します。
われれはどこから来たのか、何者なのか、どこに行くのか? ポール・ゴーギャンが畢生の大作のタイトルとして選んだこの言葉に、人文学一般の課題が凝縮されているように思います。そして人が人と地球世界を考えるにあたっての多岐にわたる関心が総合されるのは、やはり文学という想像力の実験場でのことではないでしょうか。
想像力の問いは、現実の社会を相対化し、私たちの判断に直接の影響をおよぼします。その意味で、文学研究はつねにクリティカルであり、アクチュアルであるという運命をまぬかれることはできません。それはさらに必然的に、さまざまな分野における想像力のかたちそのものを、深く問いなおす機会をも提供することでしょう。
「近現代」(モダン)と呼ばれる時代を支配してきた論理は、くりかえしその破綻をあらわにしながら、今日もみずからを延命させ、社会を実際に作っています。われわれがとりくむ、人間世界と環境、つまりは非=人間世界とのインターフェイスを、個々の人生の位置から考えなおすという立場は、「近現代」を規定してきた想像力・美意識・倫理の輪郭の全体を問題にすることにならざるをえないでしょう。
文学研究を経て、広大な環境人文学へ、そして個々のわれわれの生きる土地、暮らしの場へ。そんな往復運動に根ざした思考と生き方のスタイルを作り出すこと自体、ASLE-Japanという小さな集合体の、ささやかで本質的な目標だと思います。
みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよい経験を、思考を、研究を。また、何度でも、どこででも、言葉をかわしましょう。
2016年1月1日
ASLE-Japan 代表
管啓次郎
われれはどこから来たのか、何者なのか、どこに行くのか? ポール・ゴーギャンが畢生の大作のタイトルとして選んだこの言葉に、人文学一般の課題が凝縮されているように思います。そして人が人と地球世界を考えるにあたっての多岐にわたる関心が総合されるのは、やはり文学という想像力の実験場でのことではないでしょうか。
想像力の問いは、現実の社会を相対化し、私たちの判断に直接の影響をおよぼします。その意味で、文学研究はつねにクリティカルであり、アクチュアルであるという運命をまぬかれることはできません。それはさらに必然的に、さまざまな分野における想像力のかたちそのものを、深く問いなおす機会をも提供することでしょう。
「近現代」(モダン)と呼ばれる時代を支配してきた論理は、くりかえしその破綻をあらわにしながら、今日もみずからを延命させ、社会を実際に作っています。われわれがとりくむ、人間世界と環境、つまりは非=人間世界とのインターフェイスを、個々の人生の位置から考えなおすという立場は、「近現代」を規定してきた想像力・美意識・倫理の輪郭の全体を問題にすることにならざるをえないでしょう。
文学研究を経て、広大な環境人文学へ、そして個々のわれわれの生きる土地、暮らしの場へ。そんな往復運動に根ざした思考と生き方のスタイルを作り出すこと自体、ASLE-Japanという小さな集合体の、ささやかで本質的な目標だと思います。
みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよい経験を、思考を、研究を。また、何度でも、どこででも、言葉をかわしましょう。
2016年1月1日
ASLE-Japan 代表
管啓次郎
Saturday, 2 January 2016
2016年に迷いこんで
みなさま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
で、今年も元旦から仕事です。 2016年上半期に確実に出る本は
翻訳として
アントナン・アルトー『手先と責苦』(大原宣久との共訳、河出書房新社)
J・M・G・ルクレジオ『ラガ』(岩波書店)
エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)
グリッサン『第4世紀』は、もう少しだけお待ちください。
そしてぼくの以前の本3冊の新版が左右社から。
『トロピカル・ゴシップ』(青土社、1998年)
『コヨーテ読書』(青土社、2003年)
『オムニフォン <世界の響き>の詩学』(岩波書店、2005年)
この3冊、いずれもぼくの大好きな漫画家、スージー甘金先生の表紙絵! ぼくの大好きな装幀家、ミルキィ・イソベさんの装幀! そしてそれぞれ、ここではヒミツにしておきますが、最高の顔ぶれに序文を書いていただけることになりました。お楽しみに。
これ以外にも2、3冊の翻訳、また自分の詩集をまとめられればと思います。あと364日のうちに。できるかどうかわかりませんが、のんびり進めていくつもりです。
で、今年も元旦から仕事です。 2016年上半期に確実に出る本は
翻訳として
アントナン・アルトー『手先と責苦』(大原宣久との共訳、河出書房新社)
J・M・G・ルクレジオ『ラガ』(岩波書店)
エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)
グリッサン『第4世紀』は、もう少しだけお待ちください。
そしてぼくの以前の本3冊の新版が左右社から。
『トロピカル・ゴシップ』(青土社、1998年)
『コヨーテ読書』(青土社、2003年)
『オムニフォン <世界の響き>の詩学』(岩波書店、2005年)
この3冊、いずれもぼくの大好きな漫画家、スージー甘金先生の表紙絵! ぼくの大好きな装幀家、ミルキィ・イソベさんの装幀! そしてそれぞれ、ここではヒミツにしておきますが、最高の顔ぶれに序文を書いていただけることになりました。お楽しみに。
これ以外にも2、3冊の翻訳、また自分の詩集をまとめられればと思います。あと364日のうちに。できるかどうかわかりませんが、のんびり進めていくつもりです。
Monday, 28 December 2015
あと3日
今年もあと3日。ゲラとゲラとゲラと書きかけの論文2本と訳しかけの小説をおともに机にむかったまま、そっと新しい年にむかいます。例によって年賀状1枚も書かないけれど、みなさま、よいお年を。
月ごとのまとめ
JAN カリフォルニア講演 (UCLA, USC)
FEB ボルドー、勝手に調査
MAR 『ほんとうのうた』レキシントン上映、コロラド、メイン
APR 東京ジャーミィでのヘテロトピア・イベント
MAY UCLAシンポジウム
JUN ImaginAsia 2015 (太魯閣にて)
JUL 『ほんとうのうた』東北上映
AUG オランダ調査、ASLE-Japan 全国大会(小諸)
SEP 「旅するリサーチラボラトリー」でヒグマ目撃、浪江と双葉
OCT 山形国際ドキュメンタリー映画祭
NOV 「100歳のバルト」、南相馬市博物館フォーラム
DEC キルメン・ウリベとの朗読会、銀鏡神楽、松田ゼミ訪問
月ごとのまとめ
JAN カリフォルニア講演 (UCLA, USC)
FEB ボルドー、勝手に調査
MAR 『ほんとうのうた』レキシントン上映、コロラド、メイン
APR 東京ジャーミィでのヘテロトピア・イベント
MAY UCLAシンポジウム
JUN ImaginAsia 2015 (太魯閣にて)
JUL 『ほんとうのうた』東北上映
AUG オランダ調査、ASLE-Japan 全国大会(小諸)
SEP 「旅するリサーチラボラトリー」でヒグマ目撃、浪江と双葉
OCT 山形国際ドキュメンタリー映画祭
NOV 「100歳のバルト」、南相馬市博物館フォーラム
DEC キルメン・ウリベとの朗読会、銀鏡神楽、松田ゼミ訪問
この他にもいろいろ。詩集を出せなかったけど、それは来年の課題とします。
Thursday, 24 December 2015
Sunday, 20 December 2015
大学院特別講義のお報せ(12月21日)
明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻では、映画監督の澤田サンダーさんによる特別講義を実施いたします。
講師 澤田サンダー(映画監督)
題名 近作をめぐって 「私は知ってる、私は知らない」(2013)および「ECHO」(2015) 上映とディスカッション
日時 12月21日(月)19時〜21時
場所 明治大学中野キャンパス7階 映像室
外部からの聴講も認めます。参加希望の方は18時50分に明治大学中野キャンパス7階のフロア中央ラウンジ部分に集合してください。上映開始後の入室は認めませんので遅刻厳禁でお願いいたします。
講師 澤田サンダー(映画監督)
題名 近作をめぐって 「私は知ってる、私は知らない」(2013)および「ECHO」(2015) 上映とディスカッション
日時 12月21日(月)19時〜21時
場所 明治大学中野キャンパス7階 映像室
外部からの聴講も認めます。参加希望の方は18時50分に明治大学中野キャンパス7階のフロア中央ラウンジ部分に集合してください。上映開始後の入室は認めませんので遅刻厳禁でお願いいたします。
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