Tuesday, 13 March 2012

『銀河鉄道』の春

11日、レイニーデイブックス&カフェでのイベント。

第1部は『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)関連朗読会。同書に参加した工藤庸子、小沼純一、柴田元幸のみなさんとぼく。そしてヴァイオリンの金子飛鳥さん、ピアノの中島ノブユキさん。ばっちり決まる。工藤さんのユーモア、小沼さんの温厚さ、柴田さんの迫力、いつもながらそれぞれの持ち味をたっぷり味わうことができました。

第2部はそれを受けて、朗読劇『銀河鉄道の夜』の春ヴァージョン。古川日出男、小島ケイタニーラブとぼくに、金子飛鳥さんの参加。クリスマス・イヴのときとは違った次元が開けてきました。これを東北につなげてゆく。

それからわれらが小池アミイゴさんのドローイング・ワークショップをはさみ、第3部は飛鳥さんとノブさんの力量全開のすばらしいコンサート。ローリングストーンズの懐かしの「アンジー」の飛鳥ヴァージョンは壮絶! まちがいなくロック・フィドルの最高峰です。アミイゴさんが東北で描いてきたドローイングのスライド映写もすごくよかった。

午後6時から始まり10時半まで、満員のお客さんにも楽しんでいただけたと思います。ぼくらにとっては、これが「劇の旅」の始まり。

なおこの夕べの報告を、読売新聞の待田記者が書いてくださいましたので、ごらんください。

http://www.yomiuri.co.jp/book/kawanohikari2/diary/20120312.htm


それでは、次の場所で、お会いしましょう。