Thursday, 8 March 2012

『3・11を心に刻んで』

岩波書店のホームページで連載されていたエッセーを集めた本『3・11を心に刻んで』が出版されました。赤坂憲雄さん、石牟礼道子さん、中村和恵さんらとともに、ぼくも参加しています。短いけれども、いろいろな考えと感情を呼び覚ます文章が集められています。

もっともぼくは「3・11」という言い方がきらいで、自分では絶対に使わないけれど。これからも「2011年3月11日とそれに続く日々のできごと」という言い方をするつもり。

岩波書店からは、今福龍太・鵜飼哲編『津波の後の第一講』も出版されました。各地の大学で、授業という枠組で、どんな言葉が発せられたか。こちらも示唆するところの多い本です。