昨晩のレイニーデイでの『コロンブスの犬』イベント(港千尋+旦敬介+ぼく、そして伊藤ゴローさん)にお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
すでに老境に達した(?)われわれにとって、昔話はいつも楽しいものですが、あっというまの2時間でした。即興でお願いした、旦くんの短編集『ようこそ奴隷航路へ』からの朗読、最高でした。
またブラジル帰りの成田空港から直接かけつけてくれた(フライトの疲れ、想像しただけで大変!)伊藤ゴローさんの、リオで録音したばかりの音源に合わせたぼくの朗読も、一回のリハーサルもなく臨んだにもかかわらず、奇跡的に時間が合って。驚きました。
でもそれがブラジル。ブラジルとは、即興の力の別名。そしてそれはアフリカがブラジルに与えたこと。
いつものことながら音響を担当してくれたアミイゴさん、店長の林下さん、出演者用おにぎりを作ってくれたゆかちゃん、みなさんありがとうございました。そして何より、そもそもこの忘れられた本を文庫に入れる決意をしてくれた河出書房の阿部さん、ありがとうございました!
次は27日(金)、今福龍太さんがゲストです。たぶんがらりとちがう内容になるでしょう。ぜひどうぞ、またどうぞ!