読売新聞の書評委員になりました。任期は2年間。早速、明日の日曜日から、月に2本くらいのペースで書評を書いてゆくことになると思います。
担当ジャンルは特にないので、気のむくままに、そのときどきで。もっとも、「おもしろい、おもしろそう」と思う本の100分の1もとりあげられないわけですから、できることは多くはありません。
それでも何かのきっかけになれば。何かと何かがつながれば。伝令みたいな仕事だと思っています。あるいは砂浜で、「本が見えたぞ!」と村人にむかって叫ぶ係とか。
書評というジャンルのむずかしさを、これから改めて味わうことになりそうです。