こないだうち「オランダ」の黒人女性シンガー、ジョヴァンカ(Giovanca)をよく聴いていた。軽くて、さわやかな感じ、いい声。彼女は1977年、キュラソー生まれ。ABC諸島と呼ばれるカリブ海のオランダ領のひとつだ。
するとパコからブイカ(Buika)を教えられた。コンチャ・ブイカ、彼女は「スペイン」のアフリカ系歌手。といっても生まれも育ちもマジョルカ島で、1972年にパルマ・デ・マジョルカで、赤道ギニア出身の両親から生まれた。強烈な火がある、灼けた鉄の声。
このコンチャを教わったのは、仙台の宿で。3人でYouTubeを開けて、次々にお勧めの歌を聴いていった。パコがコンチャを出せば、宇野澤くんが友部正人とどんとのデュオ、それを受けてこんどはニール・ヤングとか。これで一晩くらいは遊べるのがうれしかった。