Tuesday, 13 September 2011

初めての富士山頂

9月13日朝、富士山の頂上に立ちました。感動。昨日の日没時に7合目の山小屋で見た、富士山そのものが関東平野に落とす影も、昇る満月もすごくよかったけど、今日は富士の火口の強烈な迫力に圧倒されました。

3000メートルを過ぎるあたりから、ちょっと息切れが激しくなった。歩きのペースも明らかに落ちる。いちばんきつかったのは、お鉢巡りに入ってからの、剣が峰と呼ばれる3776メートル地点へのアプローチ。結構な傾斜の最後の100メートルばかりがどうにも辛かった。

ところが、まさにそこに入ってから、それまでわれわれのためにペースを落としてくれていた石川隊長が猛然とダッシュ! またたくまに駆け上る。心肺機能の差をまざまざと見せつけられました。彼にとっての富士山はわれわれにとってのモエレ山か。

今回は石川直樹さん(写真家・冒険家)以下、豊嶋秀樹さん(全ジャンルアーティスト)、内田真由美さん(編集者)、山田龍太さん(カヌーイスト)との5人のパーティー。もっともリラックスできる顔ぶれで、ぶじ日本列島の最高地点への巡礼をすませることができました。

またいつか登りたいけれど、明日はイヤだな。