Sunday, 4 September 2011

きゅうり水

この夏初めて飲んだものは、きゅうり水 (cucumber water)。ホテルのロビーにあって、ガラスのジャーにライムときゅうりの輪切りと氷がごろごろ入っていて、好きなだけ飲める。青臭いだろうなと思っていたら、やっぱり青臭い。が、悪くない。さっぱりしていい感じ。

で、こんど(来年の夏には?)うちでも作ってみようと思っていたら、「水牛だより」で八巻美恵さんが以下のように書いておられた。これはいいかも。よし、来年作るのは「きゅうりワサビ水」だ! 来夏、思い出せたらの話だけれど。

夏のはじめのサワーは、きゅうりワサビ。焼酎のソーダ割りといっしょに小皿にきゅうりの細切りとわさびが小さじいっぱいほど盛られてついてくる。わさびは粉を溶いたもの。それを焼酎のジョッキにすべて投げ込み、マドラーで攪拌する。しだいにぜんたいが淡い翠色がかって白く濁ったら準備完了。口に含むとほんのりわさびの香り。辛くはない。きゅうりの青臭さがほどよい複雑な味となり、さっぱりとおいしい。ときどきそのきゅうりを箸でつまんで食べてみると、焼酎を含んだ味に変化していて、これもよい。夏の味だな。外がまだ明るい夕方が似合う。自分でも作れそうな気がする。町田にて。」


なお、トップの写真のかぶとむしは、おそらく生田緑地から飛んできて、勝手に捕まってくれたもの。しばし遊んで、砂糖水を飲ませ、翌朝には帰ってもらいました。