23日、池袋の西武コミュニティカレッジ5番教室で、『ミグラード 朗読劇「銀河鉄道の夜」』(勁草書房)の刊行記念イベントを開催しました。
満員。ずっとわれわれのツアーを追ってきた河合宏樹監督による映像を見て、みんなで話をし、ついで各人の出し物。小島くんはなんとエスペラント語歌詞のオリジナル曲を、小説家の温又柔さんおよび歌手のめいりんさんとともに披露。ぼくは本書所収の「33歳のジョバンニ」の一部を朗読。古川さんは宮澤賢治の詩、柴田さんはシンガーの短篇。最後にみんなで「春と修羅」をひさびさに。
いてふのこずゑまたひかり
ZYPRESSEN いよいよ黒く
雲の火ばなは降りそそぐ
もちろんこの旅に終わりはありません。少なくとも、分断されたわれわれの社会に「橋」を架ける必要を認めるかぎり。
またいつかどこかで、ぜひ見に来てください。