本年度のASLE-Japan大会は8月31日と9月1日、白百合女子大学を会場として開催されました。初日は纐纈あや監督による映画『祝の島』上映とディスカッション、そしてドリアン助川のアルルカンシアター『ブカレスト=プノンペン=フクシマ』が、いずれも観衆に大きな感銘を与えました。
2日目は2つの部屋に分かれてのエコロジー批評の研究発表。最後に、生態系を主題とするファンタジー小説の作者である舟崎克彦さんの基調講演(舟崎さんは白百合女子大教授でもあります)。
きわめて充実した2日間でした。大会実行委員長の岩政伸治さん、ありがとうございました。
人間世界と自然の境界面をじっと考え、想像力によって次の位相を考える環境文学は現代の地球社会にとってきわめて重要な分野です。ASLEは文学研究者のみならず、あらゆる人々に開かれています。
来年度は11月22〜24日、沖縄本島北部の名護で開催する予定です。この機会にぜひ入会してください。一緒に沖縄に行きましょう!