白水社の編集者、須山岳彦さんが亡くなりました。闘病中ながら編集の仕事をつづけていましたが、子供の日に倒れたそうです。
須山さんにぼくは一度しかお目にかかったことがありませんが、声をかけていただいて彼の企画本に15、6枚の原稿を書いておわたししたところでした。未完成のこの本が、おそらく彼の最後の仕事でしょう。相当に画期的な顔ぶれと内容。彼のために、いつかかたちになることを心から願います。
ぼくらにとっては、わが同僚の清岡智比古さん「フラ語シリーズ」の産みの親としてもっともよく知られていた彼。ミュージシャンとしての一面もあったようです。まだまだこれからつきあいたかった人。46歳でした。ご冥福をお祈りします。