カヌー乗りの山田くんに誘われて、なかのZEROでのジャック先生ブルース講義に。主催、原松マガジン。
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先生がジャックなのかと思ったら「ジャック先生」とはどうやらレクチャー・シリーズ名らしく、講師はレゾネーター・ギターのMackeyとシンガー・ソングライターの後藤冬樹。最初からだらりと気合いが入ってて、息の合ったおふたり。
ドブロに代表されるレゾネーター・ギターはむかしから興味があったが、また欲しくなった。感心したのは後藤さんの話のうまさと歌のうまさ。2時間を、間延びすることなくしっかりもたせて、きちんとまとめるのは、なかなかできることじゃない。
ギターやハーモニカを持参、と書いてあったのだが、雨模様だしどうも気力が湧かなくて手ぶらで行ったのは失敗。ギターを持っていけば、最後はジャムセッションで終われた。楽器がないので誘われるままに、「猫の集会」ブルースに、隣席にいる「ソウル・トレイン」で育った黒人音楽好きの清岡さんと、適当に合いの手を入れる。これはこれで楽しめる。
アフロ・クレオル連続体の一表現としてのブルースに切り込むには、まだ導入の導入程度で終わったが、ブルースのおもしろさを実感するには十分な、楽しい夕べだった。