台中にある東海大学は台湾最古の私立大学、1955年創立。3月16日(土)、この驚くべき広大で美しいキャンパスで開催されたシンポジウム「東アジア現代文学と<周縁>の言語 グローバル化時代の批判的<文学>」に参加しました。
基調講演者はわれらがリービ英雄さんと、原住民作家のワリス・ノカンさん。それぞれにソウルフルな講演にはじまり7人の発表のいずれも新しい視野を開いてくれる、すばらしい一日でした。
ぼくはまとめの討論にコメント役として参加。もっとも、聴衆として参加していた温又柔さんを紹介するのが最大の役目で、それをはたすことができてほっとしました。
翌日、少年時代をすごした台中を52年ぶりに再訪したリービ英雄さんやその一番弟子である温さんとともに、台中の市街を歩きました。感動的な、記憶への旅。その全貌を、映像作家の大川景子さんがドキュメンタリー・ビデオとして制作しています。完成したら上映会を開きます。ここで告知しますから、ぜひ覚えておいてくださいね。
東海大学でシンポジウムを組織してくださった笹沼俊暁さん、ありがとうございました!