Friday, 24 February 2012

L'Archipel des séismes (Picquier poche)

3月11日以後に日本の文学者たちが書いた文章や作品を集めた本がコリーヌ・カンタン、セシル・サカイ共編によりフランスで出版されました。

L'Archipel des séismes: Ecrits du Japon après le 11 mars 2011, Editions Philippe Picquier.

畠山直哉による彼の故郷・陸前高田の写真をまんなかに挟んで、大江健三郎をはじめ30名ほどの文章が掲載されています。

このうち「詩」の部門は、夏石番矢、石井辰彦、管啓次郎、谷川俊太郎。ぼくのは昨年「ユリイカ」に発表した連作「非在の波」8編(コリーヌ・カンタン訳)。谷川さんのは『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)所収の「ろうそくが ともされた」です。

ぜひごらんください。