Sunday, 14 August 2011

ある夜

 眠らずに何時間も歩く。なにもかも腹立たしい、今までしてきたたくさんの譲歩。もう、自分の仕事だけをしたい。自分の仕事に没頭したい。それしかない。さもなければ気が狂う。
(『メカスの難民日記』1953年3月5日、飯村昭子訳)