写真家の赤阪友昭さんらと、なんとか実現したいねと相談しているのが、オランダ映画 De Nieuwe Wildernis (The New Wilderness)の上映。今年のレンブラント賞(オランダの最高の映画賞)受賞作で、12週間で70万人が見たという大ヒット作です。
http://www.thenewwilderness.com/
アムステルダム近郊の自然保護区、オストファーデルスプラッセンを舞台とするドキュメンタリー。あの大都市のすぐそばにこんな野生動物の地帯があるなんて、と心から驚きます。
その核心をひとことでいえば、re-wilding つまり再野生化。日本列島も、その方向に進路を修正してゆかないかぎり、未来はありません。
土地は人だけのものではない。すべての鳥獣虫魚と分かち合うことを真剣に考えれば、まずまず、まちがいなく土地に生きてゆけるはずです。過去百年ほどのやり方を改めて。
この作品を買いつけてくれる配給会社、ありませんか? 公開まで、なんでも協力します。赤阪さんはすでに現地取材を行なっているし、華道家の片桐功敦さんもそう。ぼくも来春には行ってみるつもりです。
そしてそんな場所を、地帯を、日本列島に作り出すことを、一緒に考えませんか?
いかんせんこのすばらしい作品、オランダ語版しかありません。ぼくも全体を見ましたが、せめて英語字幕がないと、話の内容はほとんどわからず。オランダ語が得意な人、これを見て、ぜひ教えてください。よろしくお願いします!