そして4日(水)の夜は吉祥寺のパルコブックセンターで、野村喜和夫さんの新詩集『芭(塔(把(波』とぼくの詩集『時制論』のジョイント・イベント。いずれも左右社刊行。
朗読をはさんで詩について思いきり話すことのできた、貴重なひとときでした。さすが実作者の野村さんが、ぼくの意図を的確に読みといてくださるのに感動。相当に内容の濃いセッションだったと思います。
喜和夫さんの詩集は、金子光晴の旅を追ったもの。ぼくの旅は、おおぜいの幽霊たちにみちびかれたもの。タイプはちがいますが、たしかに交差する光があったと思います。
われわれの共通の友人である石田瑞穂さんも来てくれて、また未来が見えてきました。その意味は、来春には明らかにできるでしょう!