8日、待ちに待ったその日がやってきました。朗読劇『銀河鉄道の夜』の郡山公演です。今回は特別な意味が2つ。
まず書籍『ミグラード』(勁草書房)完成後最初の上演だということ。これまでのような紙の束ではなく、本としての台本を手に演じることができました。
そして何より、会場。安積高校敷地内にある安積歴史博物館は築百年を超える木造校舎、元・福島尋常中学校です。そして安積高校は古川日出男の母校!かつてこの高校の演劇部長として活躍していたヒデオにとって、はるかな遠い時と場所からのホームカミングの一日となりました。
お客さんは350人を超えました。フラットなフロアの中央で、出演者同士は背をむけあったまま演じるという初めての形式。川島さんのコズミックな音響建築はあいかわらず完璧。小島ケイタニーラブは新曲「ベルカ」をもって臨みました。柴田さんの「ラッコの上着」、驚異のキャラクター、驚異の完成度。
寒い一日でしたが、すばらしい一日でした。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。現地でサポートしていただいたみなさん、ありがとうございました。そしてスタッフのみんな、いつもながら本当にありがとう。
次は24日、サラヴァ東京です。