河出文庫版となって22年ぶりによみがえった『コロンブスの犬』。陣野俊史さんによる書評が「週刊金曜日」10月28日号に掲載されました。
「旅するすべての人、必読の名著」(!)なお、今回が陣野さんのこの雑誌の書評委員としての最後のお仕事だそうです。
そして「図書新聞」11月5日号には、「彷徨しながら読むことを求めてくる本」と題された紹介文。「最後に残るのは、何かとてもうつくしい未知なものが心に触れてきたという感慨である」。
陣野さん、図書新聞のMさん、ありがとうございました! この本だけは、いまの学生のみんなにぜひ読んでほしいと思っています。読んだらとりあえず、どこかに行っておいで。たとえそれが隣町、隣の駅前でも。そこらの野原でも、河原でも。